新作ゲーム紹介:「桃太郎電鉄ワールド」 舞台が世界規模へ! 新たな「ボンビー」も

「桃太郎電鉄ワールド」のゲーム画面(C)HUDSON SOFT
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「桃太郎電鉄ワールド」のゲーム画面(C)HUDSON SOFT

 「桃鉄」の愛称で知られ、累計出荷本数が1000万本を超える「桃太郎電鉄」シリーズの最新作「ワールド」(ハドソン)が2日、DS向けに発売された。家庭用ゲーム機向けでは、初めての「世界編」だ。

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 「桃鉄」は、プレーヤーが鉄道会社の社長となり、サイコロをふってコマを進めながら各地の物件を購入し、総資産ナンバーワンをめざしていくボードゲームの人気シリーズ。今回は、4人までの対戦プレーにも対応し、WiFi通信で、全国のユーザーと遊ぶことも可能だ。

 本作では鉄道発祥の地といわれるロンドンからスタートし、世界中を巡りながら、パリの「マカロン屋」、シドニーの「オペラハウス」など各国の名産品のお店や観光名所を「物件」として購入し、ゲームを進めていく。リオのカーニバルなどの世界的に有名なイベントや、国旗当てクイズなどのオリジナルイベントも多数収録。プレーヤーを手助けする歴史ヒーローには、ナポレオンやベートーベンら偉人も登場。チンギス・ハーンは他のプレーヤーから物件を奪い取ったり、エジソンはさまざまな発明で手助けしてくれたりと、それぞれ歴史上の逸話にちなんだ力を持っている。フランスのエッフェル塔などの歴史的建造物や名産品をモチーフにした名産怪獣も登場し、ゲームを盛り上げる。

 さまざまな悪行で毎回プレーヤーを悩ませる「ボンビー」にも新キャラクターが登場。「デビルカード」や「キングデビルカード」など、お金がなくなる恐ろしいカードを吐き出す「デビルボンビー」に、片っぱしからカードを食べてしまう「チャージボンビー」と、個性的な悪行でプレーヤーの資産を食いつぶしていく。おなじみの「キングボンビー」も新たな悪行を身につけ、よりプレーヤーを苦しめそうだ。

 桃太郎電鉄ワールド(DS) CEROレーティングA(全年齢対象) ハドソン 12月2日発売 5460円

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