米歌手のクリスティーナ・アギレラさんが6日、初主演した映画「バーレスク」(スティーブン・アンティン監督)のプロモーションのため、東京都内で会見した。3年半ぶり7回目の来日に「東京は一番好きな町で、戻ってこられてとてもうれしい。3歳から6歳まで日本に住んでいたことがあるのでいろんな思い出があります」と語り、「映画が公開される18日は私の誕生日なのでとってもエキサイティングです」と話した。
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映画は、スターになる夢を実現するためロサンゼルスに向かったアリ(アギレラさん)が、ただのバーともストリップ・クラブとも違った大人のためのステージパフォーマンスを繰り広げる「バーレスク・ラウンジ」でウエイトレスの仕事にありつく。やがて舞台に出演できるようになったアリは、その歌唱力とダンスの才能で一気にスターダムへとのし上がっていく…というストーリー。経営難にあえぐバーレスク・ラウンジの女性経営者で、伝説のダンサーだったテス役を歌手で女優のシェールさんが演じた。
歌声を武器にスターになることを夢見るアリを演じたアギレラさんは、アリが初めて生の歌声を披露するシーンについて、「(アリが)自分の才能を証明できるシーン。映画のターニングポイントだと思うので、責任を感じながら演じました」と振り返った。また、ダンスを披露するシーンについて「自分は歌手で声を出すのが仕事。プロのダンサーに混じって踊るのは怖い部分もあって、自分にとってチャレンジだった。(今後)アーティストととして生かせると思う」と話した。
会見にはアンティン監督と、共演したカム・ジガンデーさんとクリスティン・ベルさんも出席した。アンティン監督はアギレラさんの演技について「これほど演技がどんどん上達する人は見たことがなかった。水を得た魚のように生き生きとしていた」と驚きを語り、「最後には(共演した女優の)シェールらと同等な演技ができた。それを目のあたりにするということは、監督としてとてもエキサイティングでした」と絶賛した。映画は18日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)
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