注目映画紹介:「劇場版BLEACH 地獄篇」 原作でも描かれていない「地獄」の全容が明らかに

「劇場版BLEACH 地獄篇」の一場面。(C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ(C)劇場版BLEACH 製作委員会 2010
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「劇場版BLEACH 地獄篇」の一場面。(C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ(C)劇場版BLEACH 製作委員会 2010

 死神の力を持つ高校生・黒崎一護の活躍を描いた久保帯人さんのマンガ連載10周年を記念した劇場版アニメ「劇場版BLEACH(ブリーチ) 地獄篇」(阿部記之監督)が4日、全国で公開された。原作ではまだ詳細が描かれていない地獄の全容が明らかになる。

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 「ブリーチ」は、01年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されている久保帯人さんのマンガで、1~47巻で6700万部を発行。最新の48巻が3日に発売された。「虚(ホロウ)」と呼ばれる悪霊を退治する死神の力を身につけた高校生・黒崎一護らが、仲間とともに異世界をまたにかけた冒険を繰り広げ、戦いながら成長していく姿を描く。アニメは、テレビ東京系で毎週火曜午後6時から放送中。劇場版は4作目となる。

 劇場版「地獄篇」は、原作でもいまだ詳細が描かれていない「地獄」が舞台。そこは、生前、大罪を犯した者が送り込まれ、死神もかかわることを禁じられている場所だったが、とらわれていた凶悪な咎人(とがびと)たちが反乱を起こした。彼らは一護たちの住む空座町(からくらちょう)を狙い、圧倒的な力を持つ咎人に、一護たちは次々とねじ伏せられていく。そんな彼らを救ったのは、謎の男「コクトー」だった。一護は現世を守るため、ルキアや雨竜、恋次、そしてコクトーとともに地獄へと乗り込む……というストーリー。

 原作の久保さんが製作指揮を務め、アニメとこれまでの劇場版全作を手掛けた阿部監督がメガホンをとる。ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区)、新宿バルト9(東京都新宿区)ほか全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)

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