上野樹里:大河ドラマ「江」オープニングで水の妖精に

NHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」のオープニングで舞を披露する主演の上野樹里さん
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NHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」のオープニングで舞を披露する主演の上野樹里さん

 来年のNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」のオープニングで、主演の上野樹里さん(24)が能楽師の振り付けによる舞を披露していることが10日明らかになった。琵琶湖のほとりの近江で生まれた主人公・江を水の妖精に見立て、水をイメージした舞という。

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 「江」は、織田信長の妹・お市と近江の戦国武将・浅井長政との間に生まれた“浅井三姉妹”の三女・江の波乱に満ちた生涯を描いた作品。この日は第1回の報道陣向けの試写が行われ、その中でオープニングも披露された。その席上で屋敷陽太郎プロデューサーは舞について「決まった踊りではないが、水をイメージした。(江は)琵琶湖のほとりで生まれた水の妖精。水から生まれたお姫さまということで、水と戯れているというイメージで振り付けをしていただいた」と明らかにし「上野さんにかなり練習していただいた」という。

 上野さんは、長女・茶々役の宮沢りえさん(37)、次女・初役の水川あさみさん(27)とそろって昨日の撮影の昼休みに撮影したというビデオメッセージで登場。「今、スタッフ、キャストが一丸となって日々、撮影しております。楽しみにしていてください。私たち三姉妹の1年を末永く見守ってください」とコメント。水川さんは「最後まで楽しんで、しかし気を抜かず撮影を頑張っていきたいと思います」、宮沢さんは「みなさんに心から愛される作品を目指して一年間頑張ります」と意気込みを語った。

 第1回「湖国の姫」は、江の母・市の結婚から江の誕生、父・浅井長政の死までを描く。物語は、三姉妹の仲むつまじいエピソードで始まり、上野さんは馬に乗って駆ける姿も披露。天才子役と評判の芦田愛菜ちゃん(6)が茶々の幼少時代を演じ、迫真の芝居を見せている。

 総合テレビで1月9日から毎週日曜午後8時放送。初回は73分の拡大版。(毎日新聞デジタル)

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