インターネット動画番組「MANTAN TV」(http://mantan-tv.jp/)は11~12日、16日発売のPS3用ゲーム「うみねこのなく頃に」(アルケミスト)のプレーを24時間実況するライブ中継「MANTAN TV Live 24時間SP」を配信した。実況にはゲームのプロデューサーも参加、視聴者からの質問も受け付け、24時間にもかかわらず、同時接続は11日深夜に1000人を超え、12日の午後にも1200人を超えるなど盛り上がった。
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「うみねこのなく頃に」は、大富豪・右代宮家が私有する孤島・六軒島に、余命わずかな当主・金蔵の莫大(ばくだい)な財産の分割を巡って一族が集まるが、台風によって島は孤立、猟奇的な殺人が繰り返されるミステリーサスペンス。魔女は事件を「魔法の仕業」、人間側は「人間のトリック」と主張する構図で、魔女が赤い文字でしゃべる言葉は「真実」という仕掛けがあり、人間側はそれらの「真実」をかいくぐって、魔女の主張を突き崩すという推理合戦が繰り広げられる。ゲームクリエーターの竜騎士07さんのPC用ノベルゲームが原作で、現在まで七つのエピソードが発表されており、PS3ではうち四つを収録。CGを描きかえ、フルボイスという仕様。
ライブ中継は、11日午後6時にPS3を購入、接続する場面からスタートし、午後10時にプロデューサーの中川滋さんが登場。最初のゲームのパッケージデザインでユーザーからの指摘でミスが見つかった裏話を明かしたり、ユーザーからの質問に対して、ジャーナリストの池上彰さんの口ぐせ「いい質問ですね」と答えながら、視聴者のゲームの詳しさに「みなさん、愛がありますね」と感心していた。また中川さんは、ゲームをプレーする直前に中身のないパッケージを開けさせ、視聴者から「えええええ」などと絶叫のチャット(書き込み)で埋まったり、ゲームの序盤にメーン曲が流れる直前でゲームを止めて「今日は、ここまでにしましょうか」と冗談を言って、再び視聴者を絶叫させるなど盛り上がった。
深夜は、ゲームのプレー画面の実況中継が続き、視聴者からはグラフィックの美しさ、声優の声に喜びの声が集まった。12日の午後には、見せ場であるエピソード1の最初の事件のシーンに入ると盛り上がり、午後6時前には、赤い文字で「ゲームを買います」「PS3から買います」との書き込みが寄せられた。(毎日新聞デジタル)
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