話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、4人の少女探偵が自身の特殊能力を取り戻すために奮闘する「探偵オペラ ミルキィホームズ」です。エモーションの森本浩二プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
−−作品の概要と魅力は?
時代は今よりほんの少し未来。トイズという特殊能力を悪用する「怪盗」と、対抗する「探偵」が拮抗(きっこう)する「大探偵時代」のヨコハマが舞台です。主人公は、「ホームズ探偵学院」に通う、見習探偵チーム「ミルキィホームズ」。明るくてポジティブ思考の「シャーロック」、食いしん坊な「ネロ」、お姉さんぶるもドジな「コーデリア」、内気な文学少女「エルキュール」の4人組が、ある嵐の夜にトイズを失ってしまうところからテレビアニメは始まります。「3カ月以内にトイズを取り戻さないと退学」と宣告された「ミルキィホームズ」の4人が、トイズを取り戻そうと頑張る姿を生き生きとコミカルに描くキャラクターコメディーです。
−−アニメ化するうえで心がけたことは?
アニメ化する上で気をつけたのは、とにかくキャラクターが、特にミルキィホームズの4人が魅力的に生き生きと動くようにしたいということが一番です。あとは基本的にはコメディーにしたいというところでしょうか。小難しい作品ではなく、疲れて帰ってきた人に気持ちよく笑ってもらい、明日も頑張ろうと思ってもらえるようなアニメにしようと考えてスタートしました。
−−作品を作るうえでうれしいことは?
うれしいことは、アニメを見た視聴者から反響があることですね。今回はニコ生でのコメントが盛り上がっていてスタッフの皆さんにも喜んでもらっています。視聴者からの突っ込みが的確でおもしろいですね。そんな中で、ミルキィホームズ4人や怪盗帝国、G4といった個性あふれるキャラクターを気に入っていただければ何よりです。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
アニメ本編は、クライマックスに突入しています。特に10話から12話までの3本は、笑いあり、涙あり、アクションありの、まるで映画のような怒濤(どとう)の展開とあっと驚く結末が待っているので、最後まで楽しんで見てください。そして11年1月19日からはいよいよBD・DVDの発売も始まります。何度見ても楽しめる仕掛けのほか、「ねんどろいどぷち」など特典もテンコ盛り! また、PSPゲーム(16日発売)や、ノベル、コミックとまだまだ「ミルキィホームズ祭り」は続きます! ヨロシクお願いします!
エモーション プロデューサー 森本浩二
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