シュレック:最終章初日 浜ちゃんらが鏡開き 紀香「世界のフィオナ姫に会えたのが思い出」

「シュレック フォーエバー」の初日舞台あいさつで鏡開きをする(左から)劇団ひとりさん、山寺宏一さん、浜田雅功さん、藤原紀香さん、竹中直人さん
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「シュレック フォーエバー」の初日舞台あいさつで鏡開きをする(左から)劇団ひとりさん、山寺宏一さん、浜田雅功さん、藤原紀香さん、竹中直人さん

 全世界で29億ドル(2430億円)を超える興行収入を記録した劇場版アニメシリーズ「シュレック」の最終章「シュレック フォーエバー」(マイク・ミッチェル監督)の初日舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、日本語吹き替え版でシュレックの声を担当した浜田雅功さんの掛け声で、キャストらが鏡開きを行った。フィオナ姫の声を務めた藤原紀香さんは「シリーズの1作目から『フォーエバー』まで、各国の試写会に出席できたことなどが思い出です。カンヌで世界各国のフィオナ姫と手をつないであるいたり、LAではキャメロン(・ディアス)さんに会ったり、いろんな経験ができて楽しかった」と振り返った。

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 また、藤原さんは「吹き替えでは、浜田さんの関西弁につられないように、フィオナを標準語でやるのが難しかったです」とアフレコの苦労を語った。浜田さんは「今回で声優業は卒業?」と聞かれると、「そうでしょうね。ほんとに難しいんですよ。監督に何回『お前がやれ!』って言いそうになったか。機会があれば、また一生懸命頑張りたいと思いますが、軽々しく受けないほうがいいんじゃないでしょうか」と苦笑していた。

 「シュレック フォーエバー」は、シリーズ誕生から10年を経て、最新の3Dを駆使して製作されたシリーズ4作目。自由な怪物に戻りたいと思っていたシュレックが、ペテン師の魔法使いにだまされ、パラレルワールドへと送り込まれてしまい、元の世界に戻るタイムリミットは24時間しかない……というストーリー。

 今作は3D版も同時上映で、ロバのドンキーの声を務めた山寺宏一さんは「シュレックこそ3Dで見てほしいと思っていたので、3Dでラストを飾れたことをうれしく思う」と話すと、浜田さんは「ぜひ劇場で、3Dでご覧ください!」と声高にアピールした。映画は全国で公開中。(毎日新聞デジタル)

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