LUNA SEA:「東京愛してるよ!」 再起動ツアー東京公演と20年前を再現した黒服ライブを実施

東京ドームで再起動ライブを行ったLUNA SEA
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東京ドームで再起動ライブを行ったLUNA SEA

 90年代に活躍した伝説のロックバンド「LUNA SEA」が本格的に活動を再開し、ドイツや米ロサンゼルスなど4カ国8公演の世界ツアー「LUNA SEA 20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT~to the NEW Moon~」を開催。23、24日の2日間、3年ぶりとなる東京ドーム(東京都文京区)でツアーファイナル公演を行った。さらに25日には追加公演として「LUNACY 黒服限定GIG ~The Holy Night~」を無料で開催。東京ドームで無料ライブを行うのはこれが初めて。

 「ベスト オブ LUNA SEA」をコンセプトにしたツアーファイナルの24日は「BELIEVE」や「ROSIER」「STORM」などヒット曲満載で、また日によって異なる新曲も披露し、現在進行形の最新版「LUNA SEA」の姿を印象づけた。ボーカルのRYUICHIさんは約10年間待ち続けた5万5000人のファンに「みんな会いたかったぜ!! 今夜も新たな夢と息吹をみんなに感じてもらいたい。一曲一曲を通して思いをぶつけていきたいと思います。みんな用意はいいか!?」と呼びかけた。ライブの中盤では「世界一のバンド、LUNA SEAが帰ってきました」と宣言。メンバー全員がセンターステージに移動し、「今夜この世界の中心から、みんなに思いを届けたいと思います」と呼びかけ、大声援の中で「I for you」を歌い上げた。

 事前のインタビューで、ギター&バイオリンのSUGIZOさんは「LUNA SEAの集大成となるライブだけに、これを最後に封印される曲もかなりあると思う。ともかく20年間の自分たちのスキルをフルに使ってやってみたい」と意気込み、ベースのJさんは「5人それぞれの個性と奇跡的なバランス、その火花を見てほしい。本当にすごい大きなエネルギーのうねりこそが、このバンドの持つ不思議な力だと思う」とコメントした。アンコールを含む24曲を熱唱したRYUICHIさんは「明日生まれ変わるために燃え尽きた。明日は別のLUNA SEAだ。今夜は5万5000人と一緒に一つになりたいと思います。東京愛してるよ!」と叫んで、ツアーファイナルを締めくくった。

 25日の無料ライブ「LUNACY 黒服限定GIG~The Holy Night~」は、世界29カ国、国内各地から申し込みが殺到し、応募総数は50万件、当選確率は10分の1というプレミアチケットになった。「LUNACY」とは、結成当時の「LUNA SEA」が使用していたバンド表記で、一夜限りのインディーズバンド再結成をコンセプトに、結成1周年のときに行ったドレスコード付きのライブを再現。観客は“黒服”姿で東京ドームに集まった。

 結成時のライブを再現した「LUNACY 黒服限定GIG」について、RYUICHIさんは「黒服限定無料ライブ、こんなばかげたことに東京ドームを使えるバンドはたぶん俺たちしかいない」、SUGIZOさんも「インディーズ時代ライブハウスで企画していたことをドームでやるなんて、やっぱり根がパンクなんだと思う」と表現。INORANさんは「過去何回もクリスマスライブを過ごしたけれど、その中でも一番スペシャル」と話し、真矢さんも「勢いだけでやっていたあの時代となんら変わっていない」と喜んだ。Jさんは「このとんでもないライブにみんなに加担してもらって、どうか歴史の目撃者になってほしい。体験してほしい」とメンバーそれぞれが事前のインタビューで答えていた。

 「LUNA SEA」は、89年5月29日に結成。「ROSIER」(94年7月)、「DESIRE」(95年11月)、「END OF SORROW」(96年3月)、「SHINE」(98年6月)などが次々にヒットし、日本の音楽シーンを席巻した。99年5月には東京ビッグサイト(東京都江東区)で10万人を動員する伝説のライブを開催。また台湾や香港、上海など海外でのライブ活動も勢力的に行い、00年12月26、27日に行われた東京ドームの公演で“終幕”した。07年12月24日に一夜限りの復活ライヴを東京ドームで行っている。(毎日新聞デジタル)

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