ノイタミナ:ラインアップ発表会に各作品の監督らが登場 「放浪息子」のダイスケのライブも

「ノイタミナ」の発表会に登場した関係者ら
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「ノイタミナ」の発表会に登場した関係者ら

 フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」の11年度ラインアップ発表会が7日、東京都内で開かれ、アニメ「フラクタル」の山本寛(やまもと・ゆたか)監督、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あのはな)」の長井龍雪監督、声優の花澤香菜さんらが登場。また、13日から放送を開始するアニメ「放浪息子」のオープニングテーマ曲を担当するシンガー・ソングライターのダイスケさんが、ミニライブで「いつだって。」を披露した。

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 「ノイタミナ」は、「Animation」の逆さ読みで、「アニメの常識をひっくり返す」という意味を込めたフジテレビの深夜アニメ枠。05年4月にスタートし、アニメ「のだめカンタービレ」や「もやしもん」、第14回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部の大賞を受賞した「四畳半神話大系」など18作品を送り出している。10年の8作品のうち5作品はオリジナルといい、「青春」をテーマにするなど原点に返るという。

 会見では1月期放送の「フラクタル」と「放浪息子」、4月期の「C」と「あのはな」のそれぞれの監督が登場。7月期の「うさぎドロップ」と「NO.6(ナンバーシックス)」のアニメ化決定も発表された。10月期のタイトルは未発表だが、2タイトルともオリジナル作品になるという。

 会見では、「フラクタル」の山本監督が「いいたいことは全部作品に込めました。作品を見てください」と意気込みを語った。また「あのはな」の長井監督は、作品の舞台が東京近郊であることを明かしながら、「普通じゃないところもあるが、(基本は)平凡な高校生たちの話です。丁寧に作らせてもらいますので楽しみにしてください」と話していた。会見の第2部では、監督やプロデューサーらの座談会も開かれた。

 「フラクタル」と「放浪息子」は13日から毎週木曜深夜0時45分に2作続けて放送。(毎日新聞デジタル)

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