斎藤佑樹:鎌ケ谷市のPR効果は160億円 佑ちゃんフィーバー放送は6日間で16時間53分

日本ハムの新人合同自主トレーニングのため球場に向かう斎藤投手=千葉県鎌ケ谷市で2011年1月12日午前9時53分、西本勝撮影(毎日新聞)
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日本ハムの新人合同自主トレーニングのため球場に向かう斎藤投手=千葉県鎌ケ谷市で2011年1月12日午前9時53分、西本勝撮影(毎日新聞)

 プロ野球・日本ハムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22=早大)が千葉県鎌ケ谷市の「勇翔寮」に入寮した11日からの6日間に、テレビで報道された総時間は16時間53分25秒で、同市のPRとしては約160億円の広告効果があったことが、テレビマーケティングの「エム・データ」の調査で明らかになった。 

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 調査は11~16日、テレビ報道で斎藤投手の露出をした番組と時間を集計した。斎藤投手は11日に入寮、12日午後から合同自主トレに参加し、報道陣約230人が詰めかけ、約2500人のファンが集まった。16日には鎌ケ谷スタジアムで新入団選手歓迎式典と交流会が開かれ、有料入場者5600人を含む1万1000人のファンが詰め掛けるなど「佑ちゃんフィーバー」が巻き起こった。

 集計によると、同期間でのプロ野球の報道露出総計は17時間42分55秒(149番組)で、そのうち斎藤投手に関する報道は16時間53分25秒(148番組)と、まさに「佑ちゃん一色」だった。報道では、地元飲食店での斎藤投手にちなんだ特別メニューや清水聖士市長も登場し、歓迎する地元の様子が紹介され、同社の独自集計で報道露出量とテレビCMスポット料金を掛け合わた広告費換算すると、160億5541万円相当の広告効果となり、鎌ケ谷市の観光PRに貢献したことになるという。

 「エム・データ」では、東京・名古屋・大阪地区のテレビ局で放送されたテレビ番組やテレビCMを、専門スタッフが実際に見て、テレビ番組やCMをテキスト化・データベース化して「TVメタデータ」を構築している。(毎日新聞デジタル)

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