ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
アイドルグループ「嵐」の二宮和也さん(27)と俳優の松山ケンイチさん(25)が主演した映画「GANTZ」(佐藤信介監督)の日本映画史上初の日米同日舞台あいさつが20日、行われた。主演の2人は、2泊4日の“弾丸ツアー”を行い、時差を利用して東京と米ロサンゼルスの劇場2カ所を同日に駆け巡った。
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20日、主演の二宮さんと松山さんは午後0時10分からTOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)で舞台あいさつ。終了後、その足で成田空港に向かい、午後5時の便で渡米した。ロサンゼルス空港には現地時間20日午前10時に到着。その日の午後5時にハリウッドのチャイニーズシアターで舞台あいさつをし、翌21日には映画のPRのため番組の収録などを精力的にこなし、23日正午に現地を出発。23日午後5時に成田空港に到着した。
「GANTZ」は米国でも人気が高く、20日夜のハリウッドでの舞台あいさつでは、主演2人がリムジンでチャイニーズシアター前に乗りつけると、劇場前にはチケットを買えなかったファン400人が殺到。パニック状態の中、大きな歓声とともに迎えられた。この模様は全米の334スクリーンで生中継。チケットはニューヨークをはじめ、主要都市で即完売し、当日は大盛況だった。
上映前に2人は英語であいさつ。二宮さんは「また『GANTZ』パート2でここに戻ってきて、みなさんに会いたいです」、松山さんも「パート2もぜひ見ていただきたい」と2作目をPRした。試写が始まるとアクションシーンなどでは会場内にたびたび歓声が上がり、観客は映画を大いに楽しんだようだった。上映後の質疑応答では「こんなにたくさんのファンがアメリカにいたって知っていましたか?」という質問も飛び出した。米国で公開されることにより、アカデミー賞のノミネート権を獲得するが、オスカーへの自信を聞かれた二宮さんは「ノミネートされたらすごくラッキーですね。今回全米で上映してたくさんの人に見ていただけたことによって、日本映画の可能性がすごく広がったのではないかと思います」、松山さんは「ここで皆さんが作品を見ているときのリアクションを見て、受賞間違いないと思いました!」と目を輝かせた。
映画「GANTZ」は、現在20以上の国と地域での配給が決定しているが、海外での人気の高さについて、企画・製作を担当した日本テレビの佐藤貴博プロデューサーは「クールジャパンを象徴するようなスタイリッシュな作画に、独創的で過激なストーリーを持つ原作は、欧州をはじめ世界で発売されており、高い評価を受けて人気を誇っていることと、『硫黄島からの手紙』の二宮さんと『デスノート』や『ノルウェイの森』の松山さんという、世界的な評価を受ける実力派俳優の初競演、この2点が大きな理由になると思います」と分析している。
映画は、奥浩哉さんが「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で00年から連載し、コミックス29巻で累計1500万部以上を発行しているSFマンガが原作。就職活動中の大学生・玄野計(くろの・けい=二宮さん)と、幼なじみで正義感の強い加藤勝(松山さん)は、線路に落ちたホームレスを助けようとして電車にひかれ、命を落としたはずだったが、黒い謎の球体「ガンツ」に呼び出され、異形の「星人」との戦いを強いられる。加藤は、血で血を洗う戦いを嫌悪するが、玄野は戦いを通じて明らかになる自分の力に喜びを感じていく……というストーリー。撮影に半年、編集・仕上げに1年、製作費に40億円がかけられている。(毎日新聞デジタル)
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2024年12月24日 22:00時点
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