好色哀歌元バレーボーイズ:ヤンマガの“顔” シリーズ23年の歴史に幕

マンガ「好色哀歌元バレーボーイズ」14巻の表紙
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マンガ「好色哀歌元バレーボーイズ」14巻の表紙

 ヤングマガジンで23年にわたり連載を続けてきた村田ひろゆきさんのマンガシリーズ最新作「好色哀歌元バレーボーイズ」が、31日発売の同誌9号で完結することが明らかになった。

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 同シリーズは「工業哀歌バレーボーイズ」として88年から連載を開始。「工業哀歌」は、朝沼工業高校の生徒で、女のことばかりしか頭にない赤木、谷口、宮本の3バカトリオが、モテたいという動機で新バレー部を作るものの、部活そっちのけで自堕落な生活を送る……というギャグタッチのマンガだった。「好色哀歌元バレーボーイズ」は、前作のギャグタッチから一転、3バカトリオの卒業後のシリアスな物語が展開された。コミックスは「工業哀歌」が全50巻、「好色哀歌」が1~15巻でシリーズ計900万部以上を発行している。

 最終回直前となる24日発売のヤングマガジン8号には、第169話「それぞれの人生」が掲載され、それぞれの幸福をつかんだ3バカの姿が描かれている。(毎日新聞デジタル)

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