アカデミー賞:「英国王のスピーチ」12部門でノミネート、「トゥルー・グリット」が10部門

「英国王のスピーチ」の一場面 (c) 2010 See−Saw Films.All rights reserved.
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「英国王のスピーチ」の一場面 (c) 2010 See−Saw Films.All rights reserved.

 「第83回アカデミー賞」各部門のノミネート作品が25日発表され、「英国王のスピーチ」(トム・フーパー監督)が12部門、「トゥルー・グリット」(監督・コーエン兄弟)が10部門、「ソーシャル・ネットワーク」(デビッド・フィンチャー監督)が8部門、アニメ「トイ・ストーリー3」(リー・アンクリッチ監督)が5部門でノミネートされた。

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 「英国王のスピーチ」はコリン・ファースさん演じる英エリザベス女王の父で、吃音(きつおん)に悩む英国王ジョージ6世が、言語療法士の助けを借りて障害を克服し、第2次世界大戦開戦で国民を勇気づけるスピーチを披露した実話を描いた。

 「トゥルー・グリット」は、「ノーカントリー」のコーエン兄弟が、ジョン・ウェイン主演の西部劇の傑作「勇気ある追跡」(69年)をジェフ・ブリッジスさん主演でリメークした。「ソーシャル・ネットワーク」は10年7月に、世界中で会員数が5億人を突破した世界最大のSNS「facebook(フェースブック)」の誕生の内幕に迫った作品。

 作品賞はほかに、「127時間」「ブラック・スワン」「ザ・ファイター」「インセプション」「キッズ・オールライト」「ウィンターズ・ボーン」が選ばれた。

 授賞式は2月28日(日本時間)に米ロサンゼルスの「コダック・シアター」で開催される。WOWOWでは同日午前9時半から生中継する。字幕版は同日午後9時から、3月6日午後4時からダイジェストを放送する。(毎日新聞デジタル)

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