ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は、釘宮理恵さん、田村ゆかりさんら豪華声優陣の演じるキャラクターがさまざまな怪奇事件に遭遇するPSP用アドベンチャーRPG「つくものがたり」です。フリュー宣伝・広報担当の村井俊介さんに作品の魅力を聞きました。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
−−ゲームの特徴と、セールスポイントは?
偶然の事故により、妖(あやかし)と呼ばれる、この世のものではないモノを見る力を手に入れた主人公、石神優斗となって、学園内で妖が起こした事件を解決していくアドベンチャーRPGです。ゲームはアドベンチャーパートのバトルで戦う付喪神(つくもがみ)を召喚するために必要な憑代(よりしろ・付喪神が宿っている物)や言霊(ことだま)、うわさを集め、それらを基に戦略を練りバトルパートで妖に挑むという流れを繰り返しながらストーリーが進みます。
イラストレーターのフカヒレさんが描く登場キャラクターやグラフィックがとても奇麗で独特の雰囲気を持っています。また、超豪華な声優陣が素晴らしい演技をしてくださっているので、ヘッドホン着用でプレーするとすぐに「つくものがたり」の世界に入り込めると思います。特に、バイノーラル録音(立体音響)で制作している部分については、あたかもキャラクターが目の前にいるかのようなリアリティーがあるので必聴です!
−−開発決定の経緯は?
世界観を「ジュヴナイル」にしようということは比較的即決だったのですが、今までのジュヴナイル作品とは違う新しいものにしたいということで、学校やキャラクターの設定、グラフィックの方向性などに時間を費やしました。特にキャラクターは、シナリオとデザインとボイスがぴったりはまるようにと何度も修正を重ねました。また、釘宮理恵さんが演じてくださった「伊狩恵美奈」は、釘宮さんの声をイメージしてフカヒレさんが描き直して、当初のイメージとはガラッと違うデザインに変わりました。
−−今だから笑って明かせるけれど、開発当時は大変だったエピソードをお願いします。
とにかくキャラクターデザインを担当してくださったフカヒレさんの描く女の子がかわいいので、男性スタッフそれぞれにイチオシのキャラクターができ、新しい表情が出来上がってくる度に興奮していました。クタベちゃんのファンも多く、「~でありんす」というクタベちゃんの特徴的なしゃべり方がスタッフの中ではやりました(その直後、紫藤弓香の「~なのです!」ブームが来ました)。プレーしたユーザーの方々の間にも「~ありんす」ブームが来ると思います。
−−ファンへ一言お願いします。
校内を自由に探索できるので、出会ったキャラクターにはどんどん話しかけてほしいです。一度会話をした人にも話しかけると、さっきとは違う答えが返ってくることもあります。キャラクターの意外な一面を見られるイベントがあったり、驚きのうわさを入手できたりと小ネタも結構仕込んでいるのでぜひ探してみてください。「妖と戦う」という非日常だけではなく、日常の学園生活の部分も楽しんでいただけるとうれしいです。
フリュー 宣伝・広報 村井俊介
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