小西真奈美:真木よう子、池脇千鶴が男を巡り大げんか 映画「指輪をはめたい」

映画「指輪をはめたい」で主人公の彼女を演じる(左から)真木よう子さん、小西真奈美さん、池脇千鶴さん(c)2011「指輪をはめたい」
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映画「指輪をはめたい」で主人公の彼女を演じる(左から)真木よう子さん、小西真奈美さん、池脇千鶴さん(c)2011「指輪をはめたい」

 芥川賞受賞作家・伊藤たかみさんの小説「指輪をはめたい」が映画化され、プロポーズするはずだった相手を忘れる男の役で俳優の山田孝之さんが主演し、3人の彼女役を女優の小西真奈美さん、真木よう子さん、池脇千鶴さんが演じることが11日、明らかになった。

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 映画「指輪をはめたい」(岩田ユキ監督)は、29歳独身の営業マン・片山輝彦(山田さん)がある日、スケートリンクで頭を打ち、気を失ってしまうというところから始まる。目が覚めると、かばんの中には婚約指輪があった。しばらくすると、輝彦の前に彼女だと名乗る、年齢も外見もばらばらの女性たちが現れる。会社の先輩でクールな才女・智恵(小西さん)、営業先の風俗店に勤めるサバサバとしためぐみ(真木さん)、公園で人形劇屋台をしている古風な和歌子(池脇さん)の3人。輝彦はプロポーズするはずだった相手を思い出そうと、彼女たちとデートを重ねるが、それぞれ魅力的で、一向に思い出せない。そして、ついに3人の彼女が一堂に会するという大事件が起きてしまう……というストーリー。

 劇中には女性たちがけんかをするシーンがあり、小西さんは「真木さんとは思いっきり殴りあうシーンがあったので、始める前に『とにかく本気でやって1回でOKもらいましょうね』と話し、お互いのつめ(の長さ)を確認しあって撮影に臨みました。お互い感情が乗ってくると表情も本気になるので、終わった時には『耳大丈夫だった?』『赤くなってない?』などお互いをケアし合いました。いい感じにやり合えたと思います」。

 真木さんは「小西さんと話をして、『お互い遠慮しないでやりましょう』と確認しました。カメラが回ると気持ちも本気モードに入るので、リアルにやり合えて良かったです」。池脇さんは「和歌子なりに必死で暴れたので、お二人に痛い思いをさせてしまったかもしれず、怒っていないか心配です(笑い)」とコメントを寄せている。

 映画は10年12月にクランクアップし、11年公開予定。(毎日新聞デジタル)

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