ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2011」の決勝戦が11日、関西テレビ・フジテレビ系全国ネットで生放送され、第1回大会から毎回挑戦を続けてきた佐久間一行さんが9度目の挑戦で賞金500万円とピン芸ナンバーワンの称号を手にした。佐久間さんは優勝が決まった瞬間「やったー! 信じられません。とりあえず、あきらめないでやってきて良かったなと思いました」と喜びを爆発させた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
「R-1ぐらんぷり」は02年にスタートし今回で9回目。優勝賞金500万円を懸けて、プロアマ問わず一人話芸の面白さ日本一を競うもので、10年はあべこうじさんが優勝した。今回は過去最多の3572人の芸人がエントリー。前回まで行っていた敗者復活戦は廃止され、決勝進出者8人が1対1で対戦するトーナメント方式を導入、優勝するためにはネタを3回披露する必要がある。優勝者には関西テレビで冠番組が制作される。
決勝の舞台に登場したのは、佐久間さんのほか、AMEMIYAさん、スリムクラブ真栄田さん、バッファロー吾郎・木村さん、COWCOW山田與志さん、キャプテン渡辺さん、ナオユキさん、ヒューマン中村さんの8人。1回戦は渡辺さんと山田さん、AMEMIYAさんと木村さん、ナオユキさんと真栄田さん、佐久間さんと中村さんが対戦し、山田さんとAMEMIYAさん、真栄田さん、佐久間さんが勝ち抜いた。優勝決定戦は勝ち残ったAMEMIYAさんと佐久間さんが対戦した。
決勝の審査員は、桂三枝さん、ラサール石井さん、大平サブローさん、清水ミチコさん、勝俣州和さん、板尾創路さん、秋元康さんの7人が務め、司会は、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の2人とフジテレビの加藤綾子アナウンサーが務めた。(毎日新聞デジタル)