石原さとみ:平安時代にタイムスリップする劇場版アニメ「鬼神伝」の声優に決定 中村獅童も

劇場版アニメ「鬼神伝」(下)に鬼の子の少女・水葉役で出演する石原さとみさん(c)高田崇史/講談社・鬼神伝製作委員会
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劇場版アニメ「鬼神伝」(下)に鬼の子の少女・水葉役で出演する石原さとみさん(c)高田崇史/講談社・鬼神伝製作委員会

 女優の石原さとみさん(24)が、4月29日に全国で公開予定の劇場版アニメ「鬼神伝(おにがみでん)」(川崎博嗣監督)に声優として出演することが分かった。石原さんが平安の都で“鬼”と呼ばれる民の少女・水葉役を担当する。“鬼”と戦いを繰り広げる貴族の僧侶、源雲役で歌舞伎俳優の中村獅童さん(38)も特別出演する。

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 「鬼神伝」は、高田崇史さんの歴史ファンタジー小説が原作。15歳の少年・天童純は父親を7年前に事故で亡くし、母と2人暮らし。ある日、学校帰りに突然現れた謎の魔物に追いかけられ、迷い込んだ古寺で僧侶の源雲に助けられるが、そのまま時空を超え平安の都に連れて行かれてしまう。1200年の時を超えて迷い込んだ世界は大陸から文明を持ち込んだ貴族=「人」と、自然と共存する民=「鬼」が壮絶な戦いを繰り広げる平安時代の京都だった……というストーリー。

 石原さんはスティーブン・スピルバーグさんが製作総指揮をしたハリウッド製のアニメ「モンスター・ハウス」(06年)の日本語吹き替え版で声優に初挑戦。獅童さんは「あらしのよるに」(05年)や「みつばちハッチ」(10年)など数々の作品で声優を務めている。主人公の天童純役には、ハリウッド映画「ハリーポッター」シリーズの日本語吹き替え版で1作目からハリーの吹き替えを担当している小野賢章さん(21)が務める。アニメーション制作は「NARUTO ナルト」シリーズの「スタジオぴえろ」と川崎博嗣監督。オロチ(龍)のコンセプトデザインにマンガ家の大友克洋さんが参加している。また、和風で荘厳な音楽を宇崎竜童さんが手がけている。4月29日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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