尾田栄一郎さんのマンガ「ONE PIECE（ワンピース）」のラッピング電車が17日から、東京・山手線にお目見えした。同線を走る電車1編成（11両）の外観デザインから車内の中づり広告、モニターまで全て「ONE PIECE」一色にした。3月1日までの期間限定で運行される。

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　ワンピースのコミックス累計2億部突破記念キャンペーンの一環で、「ゴムの手線」と命名。先頭と最後尾の車両は、2月初旬に東京・渋谷をジャックしたときのポスターを掲載した。残りの車両は2両目から順にルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパー、ロビン、フランキー、ブルックの各キャラクターをテーマにしている。集英社は「マナーを守って楽しんでほしい」と話している。

　ワンピースは97年から「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載され、手足が伸びるゴムのような体の少年ルフィが、海賊王になるため、3本の刀を使う剣士ゾロや、女航海士のナミらと大海原を冒険する……という物語。コミックスが累計2億部を突破したのを記念し、集英社は現在、ジャンルを超えて自社の雑誌34媒体の表紙をワンピースがジャックするという企画を実施している。（毎日新聞デジタル）