今田耕司:マシ・オカとのバラエティー共演に「違和感なし」

「アメリカを笑わせろ」記者会見に登場した(左から)頼廣彰伸さん、マシュー・グリッグさん、今田耕司さん、マシ・オカさん、青木裕子TBSアナウンサー、合田隆信さん
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「アメリカを笑わせろ」記者会見に登場した(左から)頼廣彰伸さん、マシュー・グリッグさん、今田耕司さん、マシ・オカさん、青木裕子TBSアナウンサー、合田隆信さん

 TBSと吉本興業、米テレビ制作会社「レベレイ」の3社が共同制作する異色の新作バラエティー番組「アメリカを笑わせろ」の撮影が19日、東京都内のスタジオであり、司会の今田耕司さんら出演者と3社の代表が会見に応じた。アメリカの大ヒットドラマ「HEROES/ヒーローズ」メーンキャストのマシ・オカさんが発案したバラエティー番組で、今田さんはオカさんとの共演について「ずっとお笑いを見られていただけあって違和感なしです」と話し、オカさんも「今田さんは名司会。ずっと小さいころから見てました」と絶賛。今田さんは「今のぜひ記事にしてください」と喜んでいた。

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 同番組は、日本のバラエティー企画を海外に売り込むべく、今田さんの進行で、芸人プレゼンターがさまざまな企画をスタジオにいるオカさんやアメリカのテレビ制作プロデューサーにプレゼンし、評価がよければ実際にアメリカに企画を持っていき、全世界に向けて海外販売を行う。

 今田さんは報道陣の多さに驚きながら「こんなに大きな仕事だったんですね。今日は『オッケー、お試し企画ね』っていう感じで来た。初めてことの重大性を感じました」と率直な感想を話し、報道陣を笑わせた。実際の収録については「(スタジオでの)アメリカ人の反応はよかった。日本での反応も楽しみです」と手応えを感じている様子だった。

 日本のバラエティーを見て育ったというオカさんは「日本のバラエティーは宝だと思う。今までだとひとつの番組をアメリカに売ることはあっても、番組内の人気コーナーを売ることはなかった。日本の番組の人気コーナーをそのままアメリカに持っていけるように、五つの企画を1時間で見せる骨組みとなる番組を作りたい」と思いを語り、「優秀な日本のバラエティーのスタッフを招いて、良さを生かしながらアメリカで売っていこう。アイデアの基は日本というのが神髄です」と話した。

 TBSの合田隆信さんは「バラエティーはアメリカに負けていない。これを機会にアメリカに受け入れられれば、僕らも頑張ってきたかいがある」と意気込んだ。レベレイ社のマシュー・グリック副社長も「まずは仲良く知恵を交わして、これからも協力していきたい」と話していた。同番組は3月6日午後2時~54分に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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