今年で3回目を迎える沖縄国際映画祭のプログラム発表会見が22日、東京都内で開かれ、宣伝隊長のお笑いコンビ「スリムクラブ」や出品作品の監督を務めたお笑い芸人の板尾創路さんや木村祐一さん、品川ヒロシさんらが登場した。出席した監督に「スリムクラブ」を使ってどんな映画を撮りたいかと質問が飛ぶと、「スリムクラブ」の内間政成さんからは「アクションをやりたいです」と意欲的で、品川さんから「正拳突きをやってみろ」と言われ、弱々しく突きを見せると、即座に「だめだ」と却下されていた。
ウナギノボリ
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今年で3回目を迎える映画祭は「Laugh&Peace」(笑顔、笑いと心の安らぎ、平和)をコンセプトに、沖縄県宜野湾市、那覇市を会場に開催される。映画を地域一体となって楽しみ、コンテンツ産業の振興と、地域経済の発展に貢献するのが目的。会期は3月18~27日。18~21日はカウントダウンイベントとして、芸人のステージや国内外のゲストが登場するレッドカーペット、オープニングセレモニーを実施。22日からは長編プログラム(Laugh部門、Peace部門計25作品)、テレビ局と吉本興業の共同制作作品、地域発信型映画・CM、特別上映作品、短編プログラムなどが上映される。
Laugh部門には木村監督の「オムライス」、板尾監督の「月光ノ仮面」など12作品、Peace部門は13作品でそれぞれ海人賞グランプリを1作ずつ選出する。また特別上映作品として昨年亡くなった谷啓さんと藤田まことさんの特集やトニー・カーチスさんとレスリー・ニールセンさんの特集を上映することも発表された。
「スリムクラブ」の真栄田賢さんは「それよりもギャラですよ。(会社にかけあったら)『KARAよりはええやろ』と言われた」ことを明かし、「160本の仕事して給料7万円なんですけど、入ってきたものはどこに行ってるんでしょうか」と列席していた吉本興業の大崎洋社長に質問。「それは板尾や木村、品川なんかの映画の製作費や」とかわされていた。監督と出演者のギャラはどちらが高いか?と聞かれると、映画祭に連続で監督として参加している木村さんは「お金には換えられないものがあります」ときれいにまとめていた。(毎日新聞デジタル)
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