南明奈:20歳の妊婦役 撮影前に「不安で泣いた」 海堂尊原作ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」

ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」取材会に妊婦姿で登場した南明奈さん
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ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」取材会に妊婦姿で登場した南明奈さん

 タレントの南明奈さん(21)が21日、ドラマ「マドンナ・ヴェルデ~娘のために産むこと~」(NHK)の取材会に登場。20歳の妊婦役を演じる南さんは「ダントツ今回の役が難しい。撮影の前にも弱音を吐いて泣いてしまったりしましたが、実際の妊婦さんの話を聞きながら頑張っています」と明かした。

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 「マドンナ・ヴェルデ」は、「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」などで知られる海堂尊さんが、日本の産婦人科医療の現実を描き出した「ジーン・ワルツ」と同じ時系列で視点を変えて描いた小説が原作。「ジーン・ワルツ」の主人公で、「クール・ウィッチ」と呼ばれる産婦人科医・曾根崎理恵(国仲涼子さん)が病気で子宮を失い、55歳の母みどり(松坂慶子さん)に代理母として子供を産んでほしいと頼み、理恵とその夫・伸一郎(片桐仁さん)との受精卵を自身の子宮で育てることに同意する。計画は秘密裏に進められるが、みどりを慕う丸山慧(長塚京三さん)が計画を知ってしまい、さらに理恵の勤める大学病院に告発の手紙が届く。みどりと理恵は必死で秘密を守り抜くが、2人は互いにおなかの子を自分の子供であると主張し、対立を始める……という物語。

 南さんは台本を見て、「今までの台本よりも難しい漢字がいっぱいだし、不安しか最初になかった。新しい台本をもらうたびに『どうしよ、どうしよ』いう感じでした」と話した。演技では「動きが軽いと言われて、『もっと重たそうにして』と言われても想像できない」と演技の苦労を語りながらも、「(自分の)お母さんが20歳で私を産んでいるので、お母さんすごいな。ありがたいです。お母さん大好きです」と笑顔で話していた。ドラマは4月12日午後10時から全6回の放送予定。(毎日新聞デジタル)

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