羽鳥慎一アナ:テレ朝の朝の顔に 異例の退社直後の起用 スーパーモーニング後番組で司会

羽鳥慎一アナウンサー
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羽鳥慎一アナウンサー

 テレビ朝日は22日、朝の情報番組「スーパーモーニング」を3月で終了し、後番組の司会に日本テレビを退社予定の羽鳥慎一アナウンサーを起用することを明らかにした。現在同番組の司会を務める赤江珠緒アナも引き続き司会を務める。

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 羽鳥アナは71年、埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、94年に日本テレビ入社。03年から「ズームイン!!SUPER」の司会を務め、日本テレビの朝の顔としても人気を博し、「ぐるぐるナインティナイン」などのバラエティー番組にも出演している。今年1月に退社してフリーアナウンサーに転身することを明らかにしている。

 テレビ朝日の早河洋社長は「ズームインを中心とした実績を高く評価した。話術、スピードの巧みさ、好感度、清新な感じが、抜きんでている」と語り、日本テレビ退社後すぐの起用で、「ワンクッション置くのが慣例だが」という質問に「間隔が空かないのは、制作スタッフ、本人も難しい判断をせざるをえなかった。そこはクリアしていきたい。準備期間が短くなるので、走りながら番組の個性を構築することになる。(日本テレビの)氏家(齊一郎)会長らの寛大な判断があったから。感謝している」と語った。

 「スーパーモーニング」は93年4月、ワイドショーの草分け「モーニングショー」を受け継いでスタートした。18年の歴史に幕を閉じることになる。新番組は女性層を意識して、コメンテーターも人選しているといい、4月4日からスタートする。(毎日新聞デジタル)

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