中田英寿:ミニ番組で伝統文化、農業、ものづくり…日本の魅力紹介 3月から日テレで

「Revalue NIPPON Project 中田英寿 日本をつなぐ」の1シーン (C)Takahashi Junichi
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「Revalue NIPPON Project 中田英寿 日本をつなぐ」の1シーン (C)Takahashi Junichi

 元サッカー日本代表の中田英寿さん(34)が、日本の伝統文化やものづくりの現場を訪ねるミニ番組「Revalue NIPPON Project 中田英寿 日本をつなぐ」(日本テレビで3月から放送)に出演することが24日、明らかになった。中田さんは「こだわりを持つ人の元を訪ね、その信念や考え方を知るのは楽しい。社会が混沌(こんとん)としている今だからこそ、ならうべきところがたくさんある」と番組への思いを語っている。

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 中田さんは06年に現役を引退後、世界150以上の地域を旅し、09年からは国内で日本の魅力を再発見する旅を続けている。番組では、旅を通して出合った「和菓子」(京都府)や「九谷焼」(石川県)、「竹細工」(大分県)など全国さまざまな地域の伝統文化や農業、ものづくりの技術を紹介。「日本の卓越した技術とものづくりへの真摯(しんし)な姿勢は、本当に素晴らしく、現代に足りない何かを教えてくれる気がする」と語り、訪ねた人々について「彼らには、自分の中に芯がある、やるべきことをやるんだという強さがある」と語る中田さん自身が作業などを実際に体験する様子も伝える。

 放送開始は3月5日午後9時54分~10時。ナレーションの担当者は未定だが、番組が刑事コメディードラマ「デカワンコ」とバラエティー番組「嵐にしやがれ」の間にはさまれた枠だけに、同局では「若者の心に寄り添える、明るく、親しみやすく、風格のある人物」を人選中だという。(毎日新聞デジタル)

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