アイドルグループ「V6」の岡田准一さん主演のアクション映画「SP 革命篇」(波多野貴文監督)の完成披露試写会が24日、東京都内で行われ、岡田さんや堤真一さん、真木よう子さんらキャストが舞台あいさつ。岡田さんは「『SP』の最後、『革命篇』を作るために、ずっと頑張ってきた、みんなでチャレンジしてきた思いがあります。昨日は緊張して眠れませんでした。初日はどうなっちゃうんだろうなって思います」と照れ笑い。真木さんは「この『SP』に、ドラマから関われて本当に幸せだなと思えるくらい納得のいく作品に仕上がったと思う」と胸を張った。
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舞台あいさつでは、ハリウッドメジャーからリメークのオファーが複数あり、フジテレビとの交渉が進んでいることが明かされ、岡田さんは「すごいことだなと思いますね。どうなるんでしょう。SPじゃなくてシークレットサービスになるのか。誰がやるのかも気になる。ぜひ(同作の原案・脚本を手がける)金城一紀さん脚本で(波多野)監督が監督でやってほしいですね」と笑顔。堤さんは「ハリウッドはこのまま上映すればいいのに。本当アメリカって国は器が小さいなあ……」とブツクサ言いながらも一転、満面の笑みで「うれしい! 感動です!」と笑わせていた。
「SP」は、警視庁警護課第4係に所属する井上薫(岡田さん)が、一瞬で物事を映像として記憶する「フォトグラフィック・メモリー」や、残された足跡などから情報を得る「トラッキング」などの特殊能力と、武術、格闘技などで鍛えた肉体を駆使して要人を警護し、テロリストらと戦う姿を描いたフジテレビ系の人気ドラマ。映画は、ドラマのラストに残された「謎」のその後を描いた。香川照之さん演じる大物国会議員・伊達國雄が新たに登場し、堤さん演じる係長・尾形総一郎の真の目的と、正義を追い求める井上の対決の行方を描く。映画は2部作で、前編の「野望篇」が10年10月に公開され、後編となる「革命篇」は3月12日に公開される。
この日の舞台あいさつには、香川さん、松尾諭さん、神尾佑さん、野間口徹さん、平田敦子さん、山本圭さん、波多野監督も登場。岡田さんらがレッドカーペット上を歩いて登壇すると、約4000人のファンで埋まる会場は大歓声に包まれていた。(毎日新聞デジタル)
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