竜星涼:17歳初舞台初主演に「プレッシャー乗り越え飛躍したい」

「ホワイトシアター2 絆編」で初舞台・初主演をする竜星涼さん
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「ホワイトシアター2 絆編」で初舞台・初主演をする竜星涼さん

 10年4月に放送されたドラマ「素直になれなくて」(フジテレビ)で俳優デビューした現役高校3年生の竜星涼(りゅうせい・りょう)さん(17)が舞台「ホワイトシアター2 絆編」で初舞台・初主演を務めることが26日、分かった。竜星さんは「初舞台で主演を演じるプレッシャーは強く感じていますが、これを乗り越え飛躍したいです」と意気込んでいる。

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 竜星さんは93年3月24日生まれ、東京都出身。「素直になれなくて」で上野樹里さんが演じる月子が勤める高校の生徒役でデビュー。10年7月の「ハンマーセッション」(TBS系)、同年10月の「秘密」(テレビ朝日系)にも出演している。愛読書はミュージシャンの矢沢永吉さんの著書「成りあがり・矢沢永吉激論集」という。身長183センチ、体重60キロ。

 「ホワイトシアター2」は、74年に設立され、全国FNS系列28のテレビ局がユニセフに協力して世界の子供を支援する活動「FNSチャリティキャンペーン」が主催するプロジェクトの第3弾。ある島に住む平凡な高校生・康介(竜星さん)とその家族を母の死が襲った。兄は島を飛び出し、父は経営していた映画館を閉鎖して心を閉ざす。そして10年目の母の命日に兄が島に戻ってくる……という物語。「つながり」をテーマに兄弟、家族のきずなを描く。公演の収益金は全額ユニセフに寄付される。

 物語は劇団「Theatre劇団子」で作・演出を担当する石山英憲さんが手がけ、劇中の映像作品は映画「Lost & Found」で撮影監督を務めた八重樫肇春さんが担当。兄・康平を渋江譲二さん(27)、父親を鈴木省吾さん(47)が演じる。

 「チャリティーに参加することができてうれしい」と喜ぶ竜星さんは、舞台をいちばん見てもらいたい人に母を挙げ「今まで育ててもらったこと、そして僕が選んだ道に快く送り出してくれたことにとても感謝している」とコメント。「これからもっと飛躍していくという誓いを込めて、ぜひ母に、そして一人でも多くの人に見てもらいたい」と話している。

 公演は3月26、27日にフジテレビマルチシアター(東京都港区)で全3回行われる。(毎日新聞デジタル)

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