任天堂の新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が26日、発売された。初代DSから7年ぶりの新型携帯ゲーム機の発売とあって、当日販売を実施した東京・池袋のヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館には、気温4度という冷え込みの中、午後8時20分の段階で750人の列ができた。また同店に隣接するビックカメラ池袋本店では、午前10時の開店時間を前倒しし、午前8時半から3DSの予約分の引き渡しを始めた。
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3DSは、裸眼で3D映像を見られるのが特徴の携帯ゲーム機。また「ドラゴンクエスト9」(DS)などで社会的現象にもなった「すれちがい通信」の機能を大幅に強化。他のゲームを遊んでいても複数のデータを交換でき、スリープモード時に無線LANのアクセスポイントを自動探索して、ネット上からゲームのデータや映像などさまざまな情報を届ける機能も搭載した。価格は2万5000円。
開店を前倒ししたビックカメラ本店で3DSを購入した埼玉県鶴ケ島市の大学生(22)は「(思ったよりも)ズッシリしています。待ったかいがあります。楽しみで早く触りたい」と話していた。
多くの販売店は事前に予約を受け付け、発売日当日には予約の引き渡しのみという手法を取ったが、ヤマダ電機は予約なしの当日販売にしたことから、予約できなかった購入希望者たちが押し寄せた。警察からの指導もあり、同店では徹夜の行列を控えるように告知していたが、同店が閉店した25日の午後10時直後から列ができ始めた。(毎日新聞デジタル)
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