虚淵玄（うろぶち・げん）さん作、 武内崇さんイラストによるライトノベル「Fate／Zero（フェイト／ゼロ）」が、11年中にアニメ化されることが明らかになった。PS2にも移植された人気ゲーム「Fate／stay night」の10年前を描いたスピンオフ作品で、放送開始時期は未定。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　今作も本編「Fate／stay night」と同様、奇跡をかなえる「聖杯」の力を追い求める7人の魔術師（マスター）が7人の英霊（サーヴァント）を召喚し、最後の1人になるまで戦いを繰り広げる「聖杯戦争」が舞台。物語は、戦場へと参じた魔術師たちの中でただ一人、己の戦いに意味を見いだせない言峰綺礼（ことみね・きれい）が、誰よりも苛烈に「聖杯」を欲する衛宮切嗣（えみや・きりつぐ）と出会うことで急展開していく。本編で断片的に語られた「第4次聖杯戦争」が描かれており、衛宮切嗣は本編主人公・衛宮士郎の亡き養父。ヒロイン・遠坂凛の亡き父である遠坂時臣や、主人公と契約した英霊・セイバーらも登場する。

　本編は06年にすでにアニメ化され、昨年は劇場版アニメも製作された。西脇だっとさんによるマンガ版も「月刊少年エース」で連載されている。（毎日新聞デジタル）