河本準一:鬼嫁本出版後「話してない」 ロンブー亮と劇場版「忍たま乱太郎」親子試写会

「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段」親子試写会の舞台あいさつに登場した河本準一さん(右)と田村亮さん
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「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段」親子試写会の舞台あいさつに登場した河本準一さん(右)と田村亮さん

 人気お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんと「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さんが6日、スペースSF汐留(東京都港区)で開かれた「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段」親子試写会の舞台あいさつに登場。声優を務めた河本さんは「基本はのびのびやらせたい。ほんまに怒らなければならないところだけ怒って、後は自由にさせます」と子育て論を展開。結婚記念日の今月1日、“鬼嫁”との日々をつづった「鬼嫁合衆国」(ワニブックス)を出版した河本さんは「本は子供にかなりほめられましたが、嫁とはお話ができてません。翌日嫁が(本を)読んでたんですが、ちょっとまずい」とぼやいていた。 

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 「忍たま乱太郎」は、朝日小学生新聞連載の尼子騒兵衛さんの忍者ギャグマンガ「落第忍者乱太郎」が原作。戦国時代の「忍術学園」を舞台に、忍者のたまご“忍たま”の乱太郎や仲間たちがエリート忍者を目指すコミカルな日常を描いている。93年からNHKでアニメ化され、劇場版は96年に第1弾が公開、第2弾となる今回は初の長編で、乱太郎たち忍術学園の全員が、合戦中の二つの軍を相手に行方不明の友達・喜三太を救出するため奔走する、というストーリー。河本さんはオーマガトキ城のあまり人望のない悪役の城主・大間賀時曲時(おおまがときまがとき)役、田村さんは村を守るために敵軍のタソガレドキ軍に金品を支払うオーマガトキ領の園田村の長老・手潟潔斎(てがたけっさい)役を演じた。

 2児の父である田村さんは「子供向けのイベントに初めて参加した。照れくさいけれど、うれしいですね。おじいちゃん役は楽しんでやったんですが、おじいちゃんに聞こえたかな」と客席に問いかけ、「うまかった!」という子供たちの反応に「よかった。子供の反応を信じます」と笑顔を見せた。「いいパパになれる秘訣(ひけつ)は、子供と本気で遊ぶこと。一生懸命遊ぶのが僕の仕事です」とこちらも子育て論を語った。

 イベントでは、お笑い芸人のもう中学生さんと、パパとして子育てに励む“イクメン”芸能人として、お笑いコンビ「ガリットチュウ」の福島善成さん、「ラフ・コントロール」の重岡謙作さん、「ロシアンモンキー」の中須智一さんが忍たまの格好で乱入した。同映画は12日に全国で公開。映画主題歌とエンディングテーマは男性3人組アイドルグループ「NYC(エヌワイシー)」が担当する。(毎日新聞デジタル)

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