アイドルグループ「嵐」の二宮和也さんと俳優の松山ケンイチさん主演の映画「GANTZ(ガンツ)」の続編「GANTZ PERFECT ANSWER(パーフェクトアンサー)」(佐藤信介監督)のジャパンプレミアが10日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)であり、二宮さんら出演者が、約3000人の観客とともに完成した映画を鑑賞した。初めて完成作を見た二宮さんは「すごくいい温度でした。いろんなものが渦巻いていた気がします」と興奮冷めやらぬ会場を見回し「映画ってもののすごさを感じてほしかった。僕の中でのアンサーはありますけれど言いません。それを伝えて、みんなの思ったことが変わってしまうのももったいない。心にあるものを自分のスピードでゆっくりひもといていってほしい」と呼びかけていた。
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松山さん、山田孝之さん、田口トモロヲさんも今回が初めて完成作を見て、松山さんは「すごく長い撮影に魂を込めたから、なんか感想が言えないんですよ。ちゃんとした答えができていないから、舞台に立つのが申し訳ない」と頭を下げた。山田さんは「ただのアクション映画じゃなく、見終わった後でしっかりと受け止めて考え直してみてほしいですね」と真剣に語った。一方、吉高由里子さんは「あっという間でしたね~。本当にすてきな映画でした。『あー気持ちいい』といった感じです」とマイペースに楽しんだ様子で「明確に映画を説明することができないので、こねくり回して考えようと思います」と笑顔を見せた。上映前に自分の役の活躍を心配していた田口さんは「活躍してましたね、意外と。これでギャラ泥棒と言われない。すごく楽しく見られました」とご満悦の様子だった。
映画は、奥浩哉さんが「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で00年から連載し、コミックス29巻で累計1350万部を発行しているSFマンガが原作。就職活動中の大学生・玄野計(くろの・けい=二宮さん)と、幼なじみで正義感の強い加藤勝(松山さん)は、線路に落ちたホームレスを助けようとして電車にひかれ、命を落としたはずだったが、黒い謎の球体「ガンツ」に呼び出され、異形の「星人」との戦いを強いられる。加藤は、血で血を洗う戦いを嫌悪するが、玄野は戦いを通じて明らかになる自分の力に喜びを感じていく……という物語。佐藤監督は「予想を超えた作品にしたいと思って、たどり着いた先に思いもよらぬテーマがある作品になった」と振り返り、「皆さんには映画の先に何があるかを伝えずに、黙って届けたいと思います」と映画への思いを語っていた。映画は4月23日から全国東宝系でロードショー公開される。(毎日新聞デジタル)
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