松岡昌宏:“土9ドラマ”最多7作目の主演決定 伊藤英明、吹石一恵らと共演

連続ドラマ「高校生レストラン」に出演する(左から)伊藤英明さん、吹石一恵さん、神木隆之介さん、川島海荷さん=日本テレビ提供
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連続ドラマ「高校生レストラン」に出演する(左から)伊藤英明さん、吹石一恵さん、神木隆之介さん、川島海荷さん=日本テレビ提供

 アイドルグループ「TOKIO」の松岡昌宏さんが4月放送の連続ドラマ「高校生レストラン」(日本テレビ系)で主演を務めることが明らかになった。松岡さんはこれで、毎週土曜午後9時からの日本テレビ“土9ドラマ”の主演が7作品目となり過去最多となった。松岡さん演じる新米料理人教師を責任者に迎える町役場職員を伊藤英明さん、松岡さんの妹役を吹石一恵さんが演じるほか、生徒役で神木隆之介さん、川島海荷さんも出演する。

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 ドラマは、三重県立相可(おうか)高校食物調理科の教師で調理クラブ顧問の村林新吾さんが自身の体験を基につづった「高校生レストラン、本日も満席。」と「高校生レストラン、行列の理由。」が原案で、同校の生徒が運営する実在の調理実習施設「まごの店」がモデル。松岡さん演じる村木新吾が、「高校生レストラン」のアイデアを思いついた幼なじみで町役場職員の岸野宏に請われて、地元の高校にUターン就職し、閉塞感を抱く生徒たちと激しくぶつかり合いながらともに成長していくストーリー。

 松岡さんは「今までおそらく出合ったことのない“土9”のテイストになるので自分自身も作品を通してどう成長できるか楽しみです」と意気込みを語り、伊藤さんは、地方の小さな町の行政と先生、生徒で全国に発信したお話に大変共感しました。学生時代、のんきに過ごしてきた自分を、このドラマで少し巻き戻せそうな感じがするので、ものすごくクランクインが楽しみですね。力入ってますよ!!」と期待を寄せる。

 新吾の妹・遥を演じる吹石さんは「三重の特産品を使った料理もドラマに出てくると台本にあり、”伊勢芋”をぜひ食べてみたいと思っています。食いしん坊の私にはたまらない現場になりそう」とコメント。料理の腕が調理クラブ一の坂本陽介を演じる神木さんは実際に「まごの店」を訪れたといい、「皆さんキラキライキイキしていて、元気をもらった。真剣に全力で料理と向き合っているので自分も“役”を演じるだけでなく、料理に対しても、ちゃんと向き合っていきたいと思います」と抱負。陽介の幼なじみで後輩の米本真衣を演じる川島さんは「学校が舞台のドラマは初めてです! 皆さんと仲良くしたいと思いますし、チームワークも徐々に出てくると思うので今から楽しみです」と話している。

 また、新吾の上司で、教育面で厳しく新吾を問いただす教務主任の吉崎文香を板谷由夏さん、新吾の父で住職の村木定俊を原田芳雄さんが演じる。板谷さんは「こんなに多くの高校生と共演するのは初めてです。今の高校生たちが何にハマっているのか、どんな音楽を聴いているのかなど、普段接する機会が少ないだけに興味があり聞いてみたいです。それによって我にかえったり、自分の高校時代を振り返れるきっかけにもなりそうで、またその方々の力ももらえることを楽しみにしています」と撮影に対する意気込みを語っている。4月から毎週土曜午後9時放送。(毎日新聞デジタル)

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