溝端淳平:映画でチャリティー「神様に言われた気がした」 「高校デビュー」舞台あいさつ

「高校デビュー」公開記念舞台あいさつに登場した(左から)英勉監督、逢沢りなさん、菅田将暉さん、溝端淳平さん、大野いとさん、宮澤佐江さん、古川雄輝さん、増田有華さん
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「高校デビュー」公開記念舞台あいさつに登場した(左から)英勉監督、逢沢りなさん、菅田将暉さん、溝端淳平さん、大野いとさん、宮澤佐江さん、古川雄輝さん、増田有華さん

 溝端淳平さんと大野いとさんがダブル主演する映画「高校デビュー」(英勉監督)の公開記念舞台あいさつが2日、新宿バルト9(東京都新宿区)で行われ、溝端さんら出演者が登場した。溝端さんは東日本大震災の支援として、映画の衣装や小物、グッズなどをチャリティーオークションに出品すると報告。「このタイミングで映画が公開になり、この映画を通して、天命というか、自分たちにできることをやりなさいと神様に言われた気がした」と語り、「シリアスなドラマや映画が多いですが、この映画はばか笑いしてもいい。日本が元気になるきっかけになればいいなと思います」とメッセージを送った。オークションや計5回行われる舞台あいさつの売り上げは、日本赤十字社を通じて被災者への義援金として寄付される。

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 映画は、コミックス累計600万部を突破の河原和音さんの人気少女マンガが原作。中学時代に部活に打ちこんでいたが、高校では恋に生きようと決意したものの、頑張っても全く彼氏ができない長嶋晴菜(大野さん)が、偶然“男ウケ”の方法をよく知る少年の小宮山ヨウ(溝端さん)にモテるためのコーチをしてもらい、“恋愛デビュー”を目指そうとするが、ヨウを好きになっていってしまい……というラブコメディー。

 舞台あいさつには、溝端さんのほか、大野さん、菅田将暉さん、逢沢りなさん、古川雄輝さん、岡本玲さん、アイドルグループ「AKB」の宮澤佐江さんと増田有華さんも登場。 古川さんは「僕はこの作品で映画デビュー。連日震災のニュースが続きますが、映画を見た方が少しでも元気になればうれしい」と話した。菅田さんは「考えすぎるのが人間ですが、この季節は楽観的に、笑ってほしいです」と思いを語った。映画を通して伝えたいことを聞かれた増田さんは「生きている中で一番大切なのが笑顔だと思う。一歩踏み出すことですごく変化になると思うので、『高校デビュー』がそのきっかけになればと思います」と笑顔で話していた。(毎日新聞デジタル)

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