アイドルグループ「AKB48」の21枚目シングルに収録される新曲タイトルが「Everyday、カチューシャ」(5月25日発売)に決まり、メンバーの前田敦子さん(19)が初主演する映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(田中誠監督)の主題歌に起用されることが、4日明らかになった。
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前田さんは主題歌への起用について「大ベストセラーを原作とした映画の主題歌をAKB48がやらせていただけるなんてとても光栄です。メンバーみんなで喜んでいます。思いっきり盛り上げていきたいと思います!」と喜びを語っている。
「Everyday、カチューシャ」は、昨年発売された「ポニーテールとシュシュ」に続く同グループの“夏ソング”で、16日から全国の劇場で上映される同映画の予告編で聞くことができる。同曲の売上金の一部は、AKB48による東日本大震災の被災地応援活動「誰かのためにプロジェクト」に寄付される。
映画は、累計発行236万部を超えた岩崎夏海さんの小説が原作。10年12月に「スーパージャンプ」(集英社)でマンガ化され、テレビアニメもNHK総合で25日から放送される。主人公の川島みなみ(前田さん)が、親友から野球部のマネジャーを引き継ぎ、野球部を甲子園に連れていくと宣言。ドラッカーの経営書「マネジメント」の精神や理論は、高校野球にも生かせるのではないかと考えたみなみが、親友や後輩マネジャーの助けを借りながら野球部の改革に乗り出す……という物語。野球部の監督・加地誠役で大泉洋さん、後輩マネジャー役でメンバーの峯岸みなみさんも出演する。
映画は6月4日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)
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