おひさま:初回視聴率18.4%の好スタート 井上真央主演のNHK朝の連ドラ 05年以降2番目

おひさま」第1週の一場面=NHK提供
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おひさま」第1週の一場面=NHK提供

 女優の井上真央さん(24)が主演するNHKの連続テレビ小説「おひさま」の第1回が4日放送され、初回視聴率は18.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、関西地区は15.6%だった。05年以降では「芋たこなんきん」(06年)の初回20.3%に次ぐ高視聴率を記録した。前作「てっぱん」は18.2%だった。

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 ドラマは、昭和7(1932)年に病気の母のため、東京から安曇野に引っ越してきた陽子が、父と2人の兄に囲まれて、青春や国民学校の教師、妻、母としての日々を生き、そばで人々をつないでいく物語。井上さんは、長野県の安曇野と松本を舞台に、戦前、戦中、戦後を生き、人々をおひさまのような明るい希望で照らすヒロイン・須藤陽子を演じる。

 第1週は斉藤由貴さん演じる主婦・原口房子がひょんなことから安曇野へ向かい、現代の陽子(若尾文子さん)と出会う。陽子は房子に自分が10歳で安曇野に引っ越してきたころの半生を語り始める……というストーリー。

 小松昌代チーフ・プロデューサーは「『おひさま』は朝ドラ50年、節目のドラマとして、みなさまのおかげでいいスタートが切れたと実感しています。『おひさま』はどんなことがあっても、笑顔で人とともに激動の昭和を生き抜く普通の女性の一代記です。それは……泣いたりくじけたりした末の笑顔です。『笑顔は笑顔を作り出す』を信じて、ヒロイン陽子を演じる井上真央さんも第6回(4月9日放送)から登場します。心を込めて毎朝、笑顔をお届けします」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)

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