瑛太:松田龍平は「掃除、皿洗い、料理担当」? 映画「多田便利軒」完成披露

映画「まほろ駅前 多田便利軒」の舞台あいさつに登場した瑛太さん
1 / 1
映画「まほろ駅前 多田便利軒」の舞台あいさつに登場した瑛太さん

 俳優の瑛太さん(28)と松田龍平さん(27)が7日、映画「まほろ駅前 多田便利軒」(大森立嗣監督)の完成披露試写会で舞台あいさつを行った。2人が劇中で共同生活を送ることから、実生活でも共同生活ができるかと問われると瑛太さんは「(松田さんは)意外と掃除も皿洗いもするって聞いている。料理もしてくれていい共同生活ができるんじゃないかな」と話し、松田さんを苦笑いさせたが、2人で「大丈夫だと思います」と顔を見合わせた。 

あなたにオススメ

 「多田便利軒」は、累計50万部を超えた三浦しをんさんの直木賞受賞作が原作。同作は外伝「まほろ駅前番外地」が刊行され、現在、週刊文春で続編「まほろ駅前狂騒曲」が連載されている。まほろ市で便利屋を営む多田啓介と、多田のもとに居候を始めた同級生の行天春彦の痛快で心温まる物語。映画はまじめでしっかり者の多田を瑛太さんが演じ、多田がバス停で出会った中学時代の同級生・行天を松田さんが演じる。

 2人は4回目の共演で普段から友人同士であるといい、瑛太さんは「(撮影前から)楽しみで始まってからも友達だということと、緊張感もあってこの作品を楽しめた」とコメント。松田さんは「瑛太とやれたことで生まれた雰囲気が映画になっている」と満足そうだった。多田と行天に塾の送り迎えをされる由良役の横山幸汰君(10)は瑛太さんと松田さんについて「サッカーやゲームをしてくれてとてもやさしかった」と振り返っていた。

 同作は10年の夏に撮影が行われ、松田さんは「こういうときに映画を公開できることの意味を感じています」と感慨深げで、大森監督は「大きな地震があってものの考え方が変わってしまった。それでも今見ていただいて恥ずかしくないという自信がある」とコメント。瑛太さんは「エンターテインメントが暗くならないように、みなさんで盛り上げていきましょう」と観客に呼びかけていた。

 23日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)

ブック 最新記事