加藤晴彦:「中学生日記」に20年ぶり出演 生徒から保護司に 

NHKドラマ「中学生日記」に出演する加藤晴彦さん=NHK提供
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NHKドラマ「中学生日記」に出演する加藤晴彦さん=NHK提供

 俳優の加藤晴彦さん(35)が、アイドル「ジャニーズJr.」で俳優の風間俊介さん(27)が初の教師役に挑戦するNHKドラマ「中学生日記」で、花屋を営む保護司役で出演することが8日、明らかになった。加藤さんは、91年の同作で進路の選択を迫られる主人公の生徒を演じている。同ドラマは今年放送50年目を迎えたことを記念して1年間で4本のシリーズが制作され、加藤さんは1年間、すべてのシリーズに登場する。

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 中学生日記は62年に始まった「中学生次郎」が前身で、72年に現在のタイトルになった。オーディションで選ばれた名古屋市近郊に住む現役中学生が生徒役で出演。中学生の体験や気持ちを取材し、架空の名古屋市立東桜中学校を舞台に中学生の今の気持ちを描いている。風間さんは3年B組の担任・神沢俊介を演じる。

 保護司は、非行歴のある少年少女や犯罪歴のある人の立ち直りを地域で支えるボランティアで、加藤さんが演じる川名晴彦は、亡き友人の保護観察を担当した保護司の推薦で、1年前に保護司を委嘱された。父の跡を継いで母と2人でフラワーショップを営んでおり、感情を花に込めたり、自分の涙もろさを花粉症だと言い張ったりする“人情男子”として描かれる。

 4月からスタートするシリーズ「神様検索」では、ネット上でのつながりに依存し、自分が100%信じることのできる理解者=“神様”を探し求める中学生と、裏切られても相手を信じ抜こうとする保護司が、ぶつかり合いながらも人を信じることの意味を一緒に考えていく物語。加藤さんの先輩保護司役で、同作に生徒役で出演歴のある森本レオさんが出演するほか、第1回の主人公の母親役で伊藤かずえさんも登場する。

 放送は教育テレビで毎週金曜午後7時25分~同55分。(毎日新聞デジタル)

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