ゲーム1週間:“ドンハン稲船”が新会社設立 「龍が如く」新作発売日決まる

稲船敬二さんが出演したニコニコ動画の「ドンハン稲船の金ドブTIME!」の画面
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稲船敬二さんが出演したニコニコ動画の「ドンハン稲船の金ドブTIME!」の画面

 1週間のゲームのニュースをまとめて紹介する「ゲーム1週間」。今週(2~8日)は、ゲームクリエーターの稲船敬二さんが「ニコニコ生放送」に出演した話題や震災の影響で発売を延期していた「龍が如く OF THE END」の発売日が決まったニュースなどが注目を集めた。

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 4日、「ロックマン」などを手がけたゲームクリエーターで、カプコンを退社した稲船さんが「ニコニコ生放送」で配信された「ドンハン稲船の金ドブTIME!」に出演。視聴者や観客の質問に答えたほか、新会社として「comcept」「intercept」の2社を設立したことを明らかにした。稲船さんはソーシャルゲームがヒットしていることに衝撃を受けたといい、「お金を払っている人は納得して払ってるわけで、その“お金を払う”というところもゲーム性。それを認めない限り、生き残れない」と解説した。なお、番組名は、以前出演したテレビ番組で、稲船さんが「どんな判断や。金をドブに捨てる気か」と発言し、あまりのインパクトから「どん判金ドブ」と略され、ネット上で話題を集めたことに由来している。

 7日、セガは延期していたPS3用ソフト「龍が如く OF THE END」を6月9日に発売すると発表した。初回特典で「がんばろう、日本!」というステッカーを新たに付けるほか、売り上げの一部を被災者への義援金として日本赤十字社を通じて寄付する。

 ゲーム雑誌大手「エンターブレイン」が発表した11年3月のゲーム売り上げランキングによると、東日本大震災の影響で発売延期が相次ぎ、ソフトの月間売り上げが前年より3割減少したことがわかった。一方、ハードはニンテンドー3DSが発売から約1カ月で累計80万台を売り上げるなど市場をけん引したため2カ月連続で前年を上回ったが、ハードソフト合わせた全体では約1割の減少となった。(毎日新聞デジタル)

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