クレヨンしんちゃん:「オラがトム・クルーズに」? 劇場版「黄金のスパイ大作戦」舞台あいさつ

舞台あいさつに登場した(前列左から)ならはしみきさん、野原しんのすけ、矢 島晶子さん、(後列左から)こおろぎさとみさん、野原みさえ、野原ひろし、藤 原啓治さん
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舞台あいさつに登場した(前列左から)ならはしみきさん、野原しんのすけ、矢 島晶子さん、(後列左から)こおろぎさとみさん、野原みさえ、野原ひろし、藤 原啓治さん

 劇場版アニメ「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦」(増井壮一監督)の完成披露舞台あいさつが10日、よみうりホール(東京都千代田区)であり、主人公・野原しんのすけ役の矢島晶子さん(43)ら声優陣と、しんのすけらの着ぐるみが登場した。今作がシリーズ初の本格スパイアクションであることから“しんのすけ”は「オラがトム・クルーズになって大活躍するぞ~」とアピールし、イケメン好きの“妹のひまわり”に「全然トム・クルーズじゃない」と突っ込まれていた。

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 09年に事故死した臼井儀人さんのマンガが原作で、今回が劇場版19作目。突如現れた国籍不明の少女・レモンによってスパイ訓練を受けたしんのすけが、スパイとなってアクション仮面の正義のカプセルを奪い返すため悪の博士の研究所に潜入する……という物語。主題歌はアイドルグループ「関ジャニ ∞(エイト)」の「イエローパンジーストリート」が起用され、メンバーの村上信五さん、大倉忠義さんが声優として出演している。

 矢島さんはしんのすけの初のスパイ姿について「今までいろんなコスチュームを着ているので、自然に受け入れられました。まともな方だと思います」とコメント。「しんちゃんとレモンが初めて心が通い合ったかなというシーンが好き。野原家と対照的なスパイ一家が出てくるのも見どころ」と話した。

 舞台あいさつには、しんのすけの母・みさえとその声優のならはしみきさん(51)、父・ひろしとその声優の藤原啓治さん(46)、妹・ひまわり役のこおろぎさとみさん(48)も登場した。

 16日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)

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