話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、過酷な運命を背負う魔法少女らの姿を描いた話題のアニメで、21日深夜に放送される「魔法少女まどか☆マギカ」です。アニプレックスの岩上敦宏プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
ウナギノボリ
ついにクライマックス!「不適切にもほどがある!」
−−作品の概要と魅力は?
監督の新房昭之さん、脚本の虚淵玄さん、キャラクター原案の蒼樹うめさん、そしてアニメ制作スタジオのシャフト。この4者が原作集団「Magica Quartet」となり制作したアニメオリジナルのテレビシリーズです。「魔法少女」というアニメの定番フォーマットに新たな切り口で挑んだ内容となっています。アニメオリジナル作品のライバルは数千タイトルの中から選ばれたマンガや小説たちですから、セオリーにとらわれず純粋に面白い作品を目指しました。
−−制作の経緯と、アニメ化するうえで心がけたことは?
私は「ひだまりスケッチ」アニメシリーズのプロデューサーでもありますし、いわゆる日常系と言われるタイプのアニメも大好きです。ですが、甘いものばかり食べていたらたまには辛いものも食べたくなります。アニメの楽しみ方は一つではなく、さまざまなな可能性がアニメにはあるんだと、そんな気持ちで臨みました。もちろんこれは賭けでしたけれども。
−−作品を作るうえでうれしいことは?
作品ができあがっていくことそのものもモノづくりという意味でうれしいことです。ですが、やはり作品を見てくれた方からの反応がうれしい。「まどか」ではそれをあらためて感じました。ファンのみなさんの盛り上がりが伝わって、スタッフの力になっていると思います。シャフトに登場キャラクターをデザインしたクッキーが届いたりしますから(笑い)。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
「魔法少女まどか☆マギカ」は全12話でひとつの物語です。先のあらすじを発表していなかったりするのは変に秘密主義のようで心苦しいところもありましたが、先の読めないアニメオリジナル作品を100%楽しんでいただきたいという気持ちでのことです。少女たちの物語の結末を見届けてほしいと思います。
アニプレックス 第2企画制作グループ代表 岩上敦宏
MBSは21日深夜2時40分~(11・12話)、TBSは21日深夜3時(10~12話)、CBCは24日深夜2時45分~(10~12話)、AT-Xで4月2日から毎週土曜午前9時、午後11時半、水曜日午後3時半、深夜3時半(※放送局・時間は変更となる可能性があります)
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