謎解きはディナーのあとで:「本屋大賞」効果で9週ぶりに首位 累計75万部突破

東川篤哉さんの「謎解きはディナーのあとで」の表紙
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東川篤哉さんの「謎解きはディナーのあとで」の表紙

 21日発表された週間本ランキング(25日付)によると、11年の「本屋大賞」で大賞を受賞した東川篤哉さんのミステリー短編小説「謎解きはディナーのあとで」(10年9月発売、小学館)が12万6000部を売り上げ、総合部門で首位を獲得した。

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 同作は、発売から5カ月たった2月に初の首位を獲得。12日に発表された本屋大賞の効果もあって9週ぶりに首位に返り咲いた。週間売上部数も18日付は2万3000部から12万部6000部と大幅に増え、発売以来最高の週間売り上げを記録。累計売上部数は75万部を超えた。また、東川さんの最新作「放課後はミステリーとともに」もこれまでの最高位となる11位に付けている。

 「謎解きはディナーのあとで」は、大企業の令嬢で新米警部の宝生麗子と有能だが毒舌な執事・影山の2人が難事件を解決していくユーモアミステリー小説。なかなか謎が解明できない麗子に、影山がさらっと暴言をあびせるコミカルなやり取りと本格的な謎解きで人気を集めている。月刊少女マンガ誌「プチコミック」(小学館)でマンガ化されている。(毎日新聞デジタル)

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