アイドルグループ「AKB48」の北原里英さん(19)、高城亜樹さん(19)、多田愛佳さん(16)が21日、東京・渋谷の渋谷パルコ前広場で行われた人気映画「ハリー・ポッター」の新作ブルーレイディスク(BD)&DVDとゲームの同時発売記念イベントに登場。ハリー・ポッターの大ファンという北原さんはシリーズに登場する呪文をすべて覚えているといい「個人的には呪文学を専攻しています。好きな呪文は人を石にする呪文!」と話して、報道陣を驚かせていた。
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イベント会場では、物語発祥の地・イギリスのロンドンバス「ハリー・ポッター号」がお披露目された。BD&DVDの売り上げの一部は、日本赤十字社を通じて、東日本大震災の復興支援活動に役立てられることになっており、3人はバスの車体に被災地へ向けたメッセージを書き込んだ。
AKBのハリー・ポッターファン選抜として登場した北原さんは「学校に行くならホグワーツに通おうと思っていました。早く映画の続きが見たい」と興奮ぎみに話し、「物心ついたころから、一番好きなキャラクターは(ロンの双子の兄の)フレッドとジョージ」とポッタリアンぶりを発揮していた。高城さんは「家にいてほしいくらいドビーが好き。だから後でツーショットを撮りたいです」と話し、多田さんも「私もドビーが好き。私の弟にしたいですね。一緒におままごととかして、皮肉を言わないいい子に育てたい」と話した。
また作品の魅力について、多田さんは「友情が厚いじゃないですか。AKBと共通するものがあります。ぜひみなさんに見てほしい」と話し、北原さんは「魔法の世界がすごく奥深いところから描かれていて、リアルなのが魅力。映画はあと1本くらい、スピンオフで作ってほしい」と切望していた。
「ハリー・ポッター」シリーズは、英作家J・K・ローリングさんの大ヒットファンタジー小説が原作。映画は1作目「ハリー・ポッターと賢者の石」が01年12月1日に国内で公開され大ヒットを記録。6作目「ハリー・ポッターと謎のプリンス」までに795億円の興行収入を上げている。シリーズ最終章となる「死の秘宝」は前後編の2部作で、「PART1」では宿敵ヴォルデモートを倒すカギとなる“分霊箱”をめぐって、闇の力がハリー(ダニエル・ラドクリフさん)と、親友のロン(ルパート・グリントさん)、ハーマイオニー(エマ・ワトソンさん)のきずなを引き裂いていく……というストーリー。
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」BD&DVDセットスペシャルエディション(4枚組み)は4980円、PS3用ソフトPS3用ゲーム「レゴ(R)ハリー・ポッター 第1章-第4章」は6800円で発売中。(毎日新聞デジタル)
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