アイルランドの作家ジョナサン・スウィフトによる風刺小説「ガリバー旅行記」を、「愛しのローズマリー」や「スクール・オブ・ロック」などで知られるジャック・ブラックさん主演で映画化した「ガリバー旅行記」が15日、全国で公開された。「シャーク・テイル」や「モンスターVSエイリアン」を制作したアニメ界出身のロブ・レターマン監督がメガホンをとった。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
新聞社でメール係として働き、ずうたいはデカいが小心者のガリバー(ブラックさん)は、あこがれの編集者ダーシー(アマンダ・ピートさん)にいいところを見せたくて、魔のバミューダー海域に浮かぶ島々の取材に出かける。ところが魔の海域に近づいた途端、嵐が起こり、ガリバーは船もろとも波にのみ込まれてしまう。そして気がつくと、砂浜にしばり付けられ、かたわらには身長8センチほどの無数の小人たちがいた……というストーリー。
英国とフランスによる宗教戦争のむなしさを風刺するなど奥が深い原作にならって、映画も戦争反対というまじめなメッセージや、“ずうたいだけでなく心も大きくあれ”という人間的成長について描いている。といっても深刻ぶることはなく、ガリバーが映画オタクという設定で、「スター・ウォーズ」や「タイタニック」、「アバター」などのヒット作がパロディー化されて登場していたり、コーラの缶やiPhoneといった現代文明が小人の国に持ち込まれたりと“お楽しみ”の要素はたっぷり。一方で、話の比重がガリバーとダーシー、ガリバーが漂着する小人の国の王女メアリー(エミリー・ブラントさん)と青年ホレイショ(ジェイソン・シーゲルさん)の恋愛話に寄りかかり過ぎた感がある。せっかくの3D上映なのだから、迫力あるシーンがもう少しあってもよかった。15日からTOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…
アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの松村沙友理さんが、6月9日発売のムック本「じゃらん酒旅BOOK 2022 保存版」(リクルート)の表紙に登場する。
アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年記念公式ムック「N46MODE(エヌヨンロクモード) vol.2」(光文社、5月10日発売)の裏表紙が5月5日、公開された。