ハガネの女:初回視聴率9.3% 吉瀬美智子主演の人気ドラマがゴールデン進出

ドラマ「ハガネの女」の1シーン=テレビ朝日提供
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ドラマ「ハガネの女」の1シーン=テレビ朝日提供

 女優の吉瀬美智子さん初主演の連続ドラマとして昨年放送された人気ドラマの続編「ハガネの女」(テレビ朝日系、毎週木曜午後9時)の初回2時間スペシャルが22日放送され、平均視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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  「ハガネの女」は、深谷かほるさんが07年からマンガ誌「YOU」(集英社)に連載しているマンガが原作で、昨年いったん連載を休止していたが、11月に舞台を中学校に移して再開している。前作のドラマは、吉瀬さん演じる元教師で35歳独身のヒロイン、「ハガネ」こと芳賀稲子(はが・いねこ)が、臨時採用で小学校教師に復帰し、どんな試練にもくじけない“ハガネの女”として崩壊する学級やモンスターペアレンツに挑む姿を描いた。昨年5月から午後11時台の「金曜ナイトドラマ」枠で放送され、サッカーW杯中継と時間帯が重なりながらも、最高視聴率12.7%、全7話の平均でも10.3%を獲得した。

 「シーズン2」は、36歳になったハガネが、またもさまざまな問題に体当たりで挑んでいく。今回の大きなテーマは「差別」。職業や学歴、障害者、国籍、容姿、成績、貧富の差、性別など、大人社会を反映し、子どもの中にも生まれてしまう偏見や差別意識を描く。ハガネが受け持つ4年3組のメンバーには、大橋のぞみさんらが再結集し、前作に引き続いて、要潤さんやお笑いコンビ「バナナマン」の設楽統さん、清水ミチコさんらも登場。高橋克実さんや、斎藤工さん、歌舞伎俳優の片岡愛之助さん、「EXILE」のMATSUさん(松本利夫名義)も新たに出演する。

 クラスの子どもたちや塩田渉(要さん)に応援され、無事に教員採用試験に合格したハガネ(吉瀬さん)は、思いがけず塩田からプロポーズを受ける。酒を飲んで平常心を保つのがやっとというありさまだったが、翌朝、二日酔いのハガネの指には、しっかりと塩田からの指輪が……。その後、ハガネは、受け持ちのクラスに外国籍の少女タオ(黒崎レイナさん)を期限付きで迎えることに。両親は不法滞在で国外退去させられていたが、日本で生まれ育ったタオには3学期終了まで滞在許可が出ていた。しかし、タオは日本人への敵意を強く抱いていて……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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