チャン・グンソク:マッコリCMのイケメン主演ドラマが地上波初登場

チャン・グンソクさんのデビューシングル「Let me cry」のジャケット
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チャン・グンソクさんのデビューシングル「Let me cry」のジャケット

 サントリーのCM「ソウルマッコリ」で「マッコリバー」のマスターを演じているイケメン韓国人俳優のチャン・グンソクさん(23)の最新主演ドラマ「メリは外泊中」が、5月20日から日本の地上波に初登場することになった。グンソクさんは韓国ドラマ「美男<イケメン>ですね」で日本での知名度を一気に上げ、27日には「Let me cry」で日本歌手デビュー。「美男<イケメン>ですね」は昨年のTSUTAYAのDVDレンタルランキング韓流ドラマ部門でトップ、デビュー曲は発売初日に5万7000枚を売り上げてオリコンデイリーシングルチャート1位を獲得するなど、今、最も注目されている韓国人俳優だ。

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 グンソクさんは、87年8月4日生まれの23歳。5歳の時、子供服カタログのモデルとして芸能界デビューし、97年にテレビ初出演、その後もテレビCM、ラジオDJ、ミュージカルに出演。06年にドラマ「ファン・ジニ」の演技で若手俳優として高い評価を受け、08年にドラマ「快刀ホン・ギルドン」「ベートーベン・ウィルス」、映画「赤ちゃんと僕」、09年に映画「梨泰院(イテウォン)殺人事件」、テレビドラマ「美男<イケメン>ですね」、10年にテレビドラマ「メリは外泊中」などヒット作に多数出演している。

 日本では、「美男<イケメン>ですね」が10年7月からフジテレビ系で放送され話題を集めた。双子の兄の代わりに女だということを必死に隠しながら人気バンドに加入したコ・ミニョ(パク・シネさん)の恋の行方を描いたラブコメディー。グンソクさんは、バンドのリーダーで、天使のような外見だがクセのあるファン・テギョンを演じた。役柄の「ツンデレ」ぶりが見事にはまって大反響を呼び、1月には緊急再放送され、今月28日から異例の「再々放送」に至っている。

 最新ドラマ「メリは外泊中」は5月20日から、TBSの「韓流セレクト枠」(月~金曜の午前10時5分~11時)で放送される。恋愛には縁遠いウィ・メリ(ムン・グニョンさん)が条件のそろった完ぺきな男、音楽&映像プロデューサーのジョン・イン(キム・ジェウクさん)との政略結婚を迫られたことに反発し、偶然出会ったインディーズバンドのボーカル、カン・ムギョル(グンソクさん)と偽装結婚する。危機に陥った父を助けるため、「2人と100日間の二重偽装結婚生活を送った後に、1人を選ぶ」という条件を飲み……というストーリー。グンソクさんは、「私への関心が『メリは外泊中』への関心になり、ドラマを見て楽しんでもらえればうれしいです」とコメントしている。8月には、同ドラマのライブイベントが東京・大阪で開催予定で、グンソクさん、グニョンさんをはじめとする出演者が参加予定だ。

 日本での活動の場を増やすグンソクさんだが、東日本大震災については心を痛めたそうで、自身のツイッターに「ニュースを見て、本当に驚きました。とても心配です」「撮影スケジュールにもかかわらず、集中できません……たくさんの人たちが必ず無事であることを祈っています。最後まで頑張ってください。どうか……!!」などとつぶやき、「Don't give up Japan」と書かれたメッセージを持った自らの写真をアップ。また、日本赤十字社を通して1000万円を寄付し、「がんばれ日本」と書かれた毛布5000枚を制作し、被災地へ送るなどの支援をしたという。

 韓国では今年、小川彌生さんの人気マンガ「きみはペット」の実写映画の主演が決まっている。同作は03年にTBSでドラマ化されており、恋愛に不器用なキャリアウーマン巌谷澄麗(いわやすみれ)が、ダンボールに捨てられた青年・合田武志(通称「モモ」)を「ペット」として飼うことになり……という2人の生活を描いたラブコメディー。日本ではすみれ役を女優の小雪さん、モモ役を「嵐」の松本潤さんが演じ話題となった。グンソクさんは、「モモ」役の青年カン・イノ役を演じる。韓国で11年後半に公開予定で、今後の活躍に注目だ。(毎日新聞デジタル)

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