宮城県七ケ浜町:15日の復興市にヤマカン登場 炊き出しで支援

アニメ「かんなぎ」のモデルとなった鼻節神社を清掃するファンら
1 / 1
アニメ「かんなぎ」のモデルとなった鼻節神社を清掃するファンら

 アニメ監督の山本寛(やまもと・ゆたか)さんが、アニメ「かんなぎ」に登場する神社のモデルがある宮城県七ケ浜町で15日に開かれるイベント「七ケ浜町復興市」にゲストとして登場し、炊き出しを行うことが分かった。

ウナギノボリ

 東日本大震災の被災地となった町に対して、ファンが地道な支援を行っていることを山本さんが自身のツイッターで紹介したのがきっかけで、ファンがそれをさらに広め、「おたがい七ケ浜のために何かしたい」という思いが一致して、参加することが決まったという。

 山本さんは、アニメ「かんなぎ」などを手掛けたことでも知られる人気のアニメ監督で、アニメファンからは「ヤマカン」の愛称で親しまれている。「かんなぎ」では同町の鼻節神社をモデルにした神社が登場し、それを知ったファンが現地を訪れ、キャラクターのイラストを書いた「痛絵馬」を奉納するなどして話題になった。

 復興市は、今月29日に開催予定だった「青空市」に代わり、町の消防署隣の空地で開くもので、観光客の誘致と、被災した町民を元気づけるのが狙い。町の商工会会員が店舗を出すほか、山形そばの試食も用意する。また先着1000人に北海道産のじゃがいもなどをプレゼントする予定。15日午前9時~正午に開催。(毎日新聞デジタル)

アニメ 最新記事