家庭用ゲーム実態調査:違法コピーやダウンロード1割超

 ゲームソフトの違法コピーや違法ダウンロードについて、「周囲で見かける」と答えた人の割合が携帯ゲーム機で17.4%、据え置き型ゲーム機では10.1%にも及ぶことがこのほど、ゲーム業界団体のコンピュータエンターテインメント協会(CESA)が発刊した「2011 CESA一般生活者調査報告書」で明らかになった。

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 調査は、全国の3~79歳の1600人を対象に行い、1130件の有効回答を得た。違法コピーや違法ダウンロードは社会問題だが、正確な利用実態が把握しづらいため、今回「周囲での違法利用」という評価の仕方で、客観的に違法コピー・違法ダウンロードソフトを見かけた割合について回答を求めるという韓国で実施されている調査方法で結果を導き出した。

 このほか使用しているゲーム機(複数回答)は、Wiiが23.3%で最も多く、ニンテンドーDS・DS Liteが19.6%で続くことが分かった。さらに満足したゲームソフト(同)は、累計400万本を売り上げているPSP用ゲーム「モンスターハンターポータブル 3rd」をはじめとする「モンスターハンター」シリーズがトップだった。

 報告書はA4判193ページ。6300円で全国の書店などで発売されている。(毎日新聞デジタル)

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