ダンダダン
第8話「なんかモヤモヤするじゃんよ」
11月21日(木)放送分
7日に公開初日を迎え、20億円を狙えるスタートを切った山岳救助を描いた映画「岳−ガク−」(片山修監督)に出演した小栗旬さん(28)と長澤まさみさん(23)が8日、「namBa HIPS(ナンバヒップス)」(大阪市中央区)の国内最大のクライミングウオールで開かれたロッククライミングの世界大会「Rock Climbing Osaka Japan2011 namBa HIPS CUP」の表彰式にプレゼンターとして登場した。
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同所は大阪・難波にある商業ビル「namBa HIPS」に新設された25メートル(地上15メートルの屋外デッキに設置され、最高到達点は地上40メートル)のクライミングウオール。大都会・難波のど真ん中にあり、しかも屋外にせり出しているという世界でも類を見ない特徴を持ち、さながら上空に浮かぶ“天空の岩壁”ともいえるウオールを目の当たりにした小栗さんは「すごい壁を登られるんですね!」、長澤さんも「クライマーの皆さんのカッコよさに圧倒されました!」と驚きを隠せない様子だった。
同大会は世界ランカーがひしめく世界最高峰の舞台で、小栗さんと長澤さんは優勝トロフィーのスペシャルプレゼンターとして表彰式に登場し、会場を盛り上げた。その後、出場した4人の国内選手とともに、ウオールに登った2人。高所恐怖症の小栗さんは、クライミングのポイント(手でつかんだり足場にする突起)を触りつつ、「懐かしいなあ。今じゃとても登れないよ、すごく怖い……」と撮影時を思い出しながら巨大なウオールを見上げていた。
表彰式で、小栗さんは「僕も映画でクライミングをしているんですが、今クライマーの皆さんが登られているところを見て、すごい壁を登られるんだな、と驚きました。この壁を僕が登るのは……絶対無理です(笑い)。とても気持ちのいい山の映画を作ったので、山をやられている皆さんに見ていただければうれしいです」と映画をアピールし、長澤さんは「私も映画で少しだけクライミングをしています。一生懸命作った映画が、昨日ようやく公開になりましたので、ぜひご覧ください」とPRした。
映画は、石塚真一さんが03年から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中のマンガ「岳 みんなの山」が原作。世界の山をわたり歩き、山を愛し、その恐ろしさも知る島崎三歩(小栗さん)は帰国後、山岳救助ボランティアとして登山者の命を守っていた。一方、北部警察署山岳遭難救助隊に配属された新人女性隊員、椎名久美(長澤さん)は熱意ばかりが空回りし、思うように結果を残せず自信をなくしていた。そんなとき、猛吹雪による多重遭難が発生。久美は他の隊員とともに救助に向かうのだが……というストーリー。7日から全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)
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