プロトタイプ:チャリティーソフト受注1万6000本 利益2200万円を全額寄付

PSP用「planetarian」のチャリティーパッケージ
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PSP用「planetarian」のチャリティーパッケージ

 ゲーム会社のプロトタイプは東日本大震災に伴うチャリティーとして5月12日に発売したPSP用ソフト「planetarian(プラネタリアン)~ちいさなほしのゆめ~東北地方太平洋沖地震被災地チャリティー版」の全利益2241万5069円を義援金として寄付したと発表した。

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 同社によると、1万6663本を受注し、流通・製造コストを除いた全利益(プログラム制作会社や版権元へのロイヤルティー全額を含む)を日本赤十字社に寄付した。

 プラネタリアンは、近未来に起こった世界大戦後、自立型戦闘マシンがうろつく危険な都市を訪れたある男が、身を隠すために入ったビルの中でプラネタリウムと少女型の解説員ロボット「ゆめみ」と出会う……というストーリー。「AIR」、「CLANNAD」、「リトルバスターズ!」などの人気作を手掛けたクリエーターチーム「Key」が開発を担当。原作となったPC版は04年からダウンロード販売されて人気を集め、PSP版は09年2月と6月のイベントでパッケージ版が限定販売された後、同8月からはプレイステーションストアでダウンロード販売されたが、これまでパッケージ版の一般販売はなく“幻のパッケージ版”とされていた。

 チャリティー版は3000円でパッケージは専用のデザイン。初回生産分のみの販売。(毎日新聞デジタル)

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