7年にも及ぶ宇宙の旅を終えて10年6月に地球に帰還して感動を呼んだ小惑星探査機「はやぶさ」のフルCGドキュメンタリー映画「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」の劇場公開を前に、上坂浩光監督が10日、ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい(横浜市)でトークショー形式の舞台あいさつを行った。上坂監督は「完成当初は『この作品を見てくれる人がいるんだろうか』と不安でした。幸い、今は全国各地でプラネタリウム上映され好評をいただきました。さらに劇場でも上映が決まり、大変うれしく思います」と喜びを語った。
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「はやぶさ」は、03年5月に宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)が打ち上げた小惑星探査機。小惑星イトカワの物質を採取することに成功、7年にも及ぶ宇宙の旅を終え10年6月に地球に帰還した。
同作は全国のプラネタリウムで公開されたDVD作品「HAYABUSA−BACK TO THE EARTH−」に、はやぶさの地球帰還までの最新映像を加えたフルCGドキュメンタリー作品。第52回科学技術映画祭の文部科学大臣賞受賞作品で、はやぶさが帰還してから1周年を記念して全国劇場公開となった。公開にあたり上坂監督は、映像をプラネタリウム上映用から劇場の平面用にするため1カットずつ修正を加えるなど、シーンを丸ごと作り直したという。
一番こだわったシーンについて上坂監督は「やはり、はやぶさがバラバラになって燃え尽きるシーンです。人でいうと死ぬシーンですが、このシーンをみんなで見届けることが一番はやぶさのためになると思いました」と答えた。
「はやぶさ」をテーマにした映画はほかにも、竹内結子さん主演の「はやぶさ/HAYABUSA」(10月1日)、「おかえり、はやぶさ(仮題)」(11年)、渡辺謙さん主演の「小惑星探査機はやぶさ−遥かなる帰還−」(12年)の公開が決定しており、「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」は他に先駆けて14日から全国で公開される。(毎日新聞デジタル)
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