平松愛理:被災地に歌でエール 恩師の手紙から生まれた「花と太陽」披露

被災地への思いを込め、恩師からの手紙をもとに作った曲「花と太陽」を歌う平松愛理さん
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被災地への思いを込め、恩師からの手紙をもとに作った曲「花と太陽」を歌う平松愛理さん

 歌手の平松愛理さん(47)が20日、ベストアルバム「GOLDEN☆BEST」の発売を記念したファンクラブ優先ライブ「SLOW ROOM Vol.13」を前に、「ネスカフェ原宿」(東京都渋谷区)で取材に応じた。被災地でも歌ったという恩師からの手紙をもとに作った曲「花と太陽」を披露し、「心と心が通えば、必ず大きな力になると思うので、決してあきらめないでほしい」と思いを語った。

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 ライブは、「心が落ち着かない毎日だからこそ、ゆっくり考えることがあるのでは」と、平松さんの歌やトーク、そして平松さんが被災地へエールを送る詩の朗読も披露される。

 「花と太陽」は、10歳のときに両親を亡くした恩師が、手紙に書いた「ぼくは運動会で一番になってもうれしくない。一番になっても喜んでくれる人がいないから」という一節に、平松さんが突き動かされて、「人と人とが手をつなげば、必ず大きな力になる」という祈りを込めて作ったという。3月26日には、仙台放送でも披露された。

 平松さんは「被災地にいない私が言っても、うそっぽく聞こえてしまうかもしれないけれど、決してあきらめないでほしい。いまできることを続けていれば、光が差すときが必ずくると思う。詞にも思いを込めましたが、絶対に大丈夫って信じてます」と力を込めた。

 ベストアルバムは、ヒット曲「部屋とYシャツと私」のリミックス曲や、阪神大震災の復興支援活動「がんばろや! WE LOVE KOBE」のキャンペーンソング「美し都 ~がんばろやWe love KOBE~」、「月のランプ」「素敵なルネッサンス」などを収録、18日に発売された。(毎日新聞デジタル)

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