屍鬼:死の連鎖描いた人気ホラーマンガが完結 ジャンプスクエア

小野不由美さん原作、藤崎竜さんのマンガ「屍鬼」(集英社)コミックス10巻の表紙
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小野不由美さん原作、藤崎竜さんのマンガ「屍鬼」(集英社)コミックス10巻の表紙

 フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」でテレビアニメ化され、「ジャンプスクエア(SQ.)」(集英社)で連載されたマンガ「屍鬼」が同誌7月号で完結した。

ウナギノボリ

 「屍鬼」は、「十二国記」の小野不由美さん原作のホラー小説を「封神演義」の藤崎竜さんが描いたマンガ。周囲を森で囲まれた外場村は、人口わずか約1300人、他の町とは国道1本だけでつながっており、土葬の習慣が残っている。ある日、村の山入地区で死体が発見されたが、普通の死として片づけられた。村唯一の医者・尾崎敏夫は、不自然さを感じる。それに呼応したかのように、村人が次々と謎の死を遂げる。原因は疫病か、それとも……というストーリー。

 マンガは08年1月号から連載が始まり、コミックスは10巻まで刊行され、累計発行部数は約220万部という。最終回では、最後の戦いの結末と、数カ月後の東京が描かれる。藤崎さんは「約3年半の連載でしたが、ご愛読ありがとうございました」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)

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